知らず知らずのうちに傲慢な態度になってしまっている人はいませんか。そんな人が「あいつ傲慢な態度だな」と言ったら「いやいや、あなたがでしょ」と心の中で叫ばれてしまいますよ。ご自分の足元は見えていますか。
自分のことは棚に上げる
相手を見下し傲慢になってしまうと「何故そんなことが出来ないの」「何故理解出来ないの」といった態度になってしまいます。
そうすると「私はそんなの直ぐに出来たのに」と驕り高ぶった、周りから嫌がられる人間の出来上がりです。
ご自分がそんな人間になってしまってはいませんか。お客さまや取引先にイライラし、上から目線になってしまってはいませんか。
「あんたに買ってもらわなくてもいいよ。お客さんはあんた一人じゃねーよ」と思ってしまっていませんか。
「今日一番に持って来れないんだったらもういいよ、おたくじゃなくても取引先などいくらでもあるよ」と不遜な態度になっていませんか。
人にはそれぞれの考え方や価値観、状況があり、それぞれの人生の速度があり、それぞれ得手不得手があることを理解しておかねばなりません。
逆に、自分には出来ないことだってあるはずです。ですが驕り高ぶった、傲慢な人間になればなるほど、自分のことは棚に上げてしまいがちです。
知らず知らずのうちに
傲慢と言えば真っ先に政治家が出てきます(完全な私見ですすみません)。本当に悪気があって発言したのではないのに、人々が腹を立てるような不適切な発言をしてしまい、叩かれ、撤回し謝罪、という場面を何度も見てきましたね。下手をすれば撤回もしない、なんて人もおられます。
もちろんそうでない立派な先生もいらっしゃいますが、「俺が国を動かしているんだ」、「俺の言うことを聞いていれば良いんだ」という驕りがあるからこそ、あんな有り得ないような発言になってしまうのでしょう。
同様にもし自分が、同僚や部下よりも優れている、この会社を動かしているのは俺だ、と思い込んでしまうと、あっという間に驕り高ぶった傲慢な人間の誕生です。
常に、誰に対しても相手に対する尊敬の念と、理解する心を持っていなければなりません。
そんなあなたが「あいつ、傲慢な奴だなー」と言っているあなたの後ろから「お前がな」と全員に指を差されてしまうことになってしまいます。気をつけましょう。
コメント