よく耳にする言葉ですが、実際は一秒どころではありません。ほんの一瞬の気の緩みで、大事故や大惨事を招いてしまいます。誰しも頭では分かってはいますが、実際に事故を起こしている人が絶たないのもまた事実です。
自動車事故発生の原因で多いのが、「安全確認を怠ったこと」だそうです。年齢別で見ますと、圧倒的に「高齢者の事故」が多いようです。年齢と共に注意力は下がり、運動能力も下がってきます。まさに「油断が招いた事故」ということです。
自分では注意しているつもりでも、ほんの些細な一瞬の不注意が、大怪我につながります。特に集中力を欠いた時や慣れた作業をしている時など、非常に油断しやすい状態にあります。
そして特に高齢者でない私たちにも経験がありませんか。忙しい時やあれこれと思考している時や、平常心を保っていない時などに、考えられないようなミスをしてしまいます。
例えば右手にスマホ、左手に空き缶を持っていて、ボケーっとしていたら、空き缶じゃなくスマホをゴミ箱へポイ、なんて経験をした人も少なからずいることでしょう。
油断は禁物
「足を踏み外したら命はない」という状況の時に油断する人もそうはいないと思います。逆に言いますと、そうではない安全だと思っている状況こそ油断しやすいので気をつけろ、ということです。
油断は禁物という言葉がありますね。これは気を緩めずに常に注意しておくべきだ、という戒めです。先に述べたように、ふとした時に気が緩み、普段からは考えられない様なミスを犯してしまうことがあります。
思考が複雑な人間であるが故に仕方ないとも言えますが、とにかく慣れた作業ほど油断せず集中し、気を付けることが大切、ということです。
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