「看護婦から看護師」、その他さまざまな女性の専門職の名称が変わり、社会通念上、「この変更した言葉を使いましょう」的な流れになっていますね。その是非や差別かどうかは置いてといて、変化には対応すべき、という話です。
男女雇用機会均等法の影響
これは女性差別だ、ということで言葉が変わったのか、統一した後で差別問題になったのかは分かりませんが、男女雇用機会均等法が背景にあり、2002年3月に「看護婦から看護師」に変更になりました。
その他「スチュワーデスからキャビンアテンダント」「保母さんから保育士」「婦人警官から女性警察官」などもありますね。
ところが
「いいや、看護婦は看護婦だ、面倒くさいから看護師なんて呼ばない」
と頑(かたく)なに拒否する人をたまに見かけます。
確かにおっしゃる通り、こんな名称などどうでも良いことです(私見です、あしからず)。女性に聞いても「どうでも良い」という方も大勢います。
しかし、ビジネスシーンにおいて、こういった専門職の名称に対しての「知識の有無」で、少々イメージに影響が出る場合もあります。ならば、使用している方が社会人としては正解、と捉えるべきではないでしょうか。
変化に対応せよ
その昔はパソコンのことをマイコンなんて呼んでいましたが、未だにマイコンなんて言っている人はいないのと同じ、と考えれば良いのではないでしょうか。「いやマイコンて。いつの時代の人ですか」とツッコまれてしまいます。
さらにはチリ紙がティッシュ、襟巻きがマフラー、携帯電話はスマホ、と一般的な物も世間の流行によって「呼ばれ方」が変わっていく場合もありますね。
変更理由は何であれ、こういった変化に対応することも大切なことです。世の中の流れに沿っておいて損は無いはずです。柔軟に対応していきましょう。
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