【気合・気概・気迫】を使った文章例
■普段から気合の入る行動を
声が小さい、背筋が曲がっている、意見を言わない。もしもこんな人を見かけたとしたら、気合が入っているように見えませんね。逆に『声を張り、背筋を伸ばし、言葉や態度で発信する』だけで気合いのスイッチが勝手に入ったりするものです。心の前に行動から変えていく事も大切なのです。
■気概を持っていこう
気概とは、困難にも屈しない強い意気。気骨(意味:強い心)、とあります。社会人をやっていますと、しんどいこともたくさんありますね。そういう場面を乗り越えられるのは、心の強さを持っているかどうか、つまり気概を持っているかどうか、です。それには『目標』があるかないか、これだけで全然違います。
■気魄に満ちた人間であれ
気迫、とは『他に力強く働きかける精神力』とあります。気迫に満ち溢れている人は、自分だけではなく、他人をも奮い立たせることが出来ます。そして「気魄」とも書きます。魄はたましいと読みますが魂と魄、実は違いがあります。精神を司るのが「魂」、肉体を司るのが「魄」。つまり身体に漲(みなぎ)るたましい、となります。気迫に満ちているのも良いですが、気魄のこもった人間でもありたいですね。
【気合・気概・気迫】に使える慣用句・ことわざ
■気合を入れる(きあいをいれる)
精神をこめて物事に対すること。
「気合を入れて取り組んでいきましょう。」
■火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
普段では出せないような力が出ること。
「今日も大変ですので気合いを入れて火事場の馬鹿力で頑張ろう。」
■発破(はっぱ)をかける
奮い立たせ気合をかけること。
「己に発破をかけてやりましょう。」
【気合・気概・気迫】に使える四字熟語
■振臂一呼(しんぴいっこ)
声に出して自分自身を奮い立たせること。
「今日も心の中で振臂一呼、気合いを入れていきましょう。」
■力戦奮闘(りきせんふんとう)
全力で努力すること。
「気合を入れて力戦奮闘しましょう。」
■緊褌一番(きんこんいちばん)
気持ちを引き締めてことに当たること。
「緊褌一番、気迫を込めて頑張りましょう。」
■一生(所)懸命(いっしょうけんめい)
命懸けで先祖伝来の土地を守ったことに由来。
「気合いを入れて一所懸命頑張りましょう。」
■気骨稜稜(きこつりょうりょう)
自分の信念を貫く気持ち。
「やると決めた信念を貫く気概を見せていきましょう。」
■意気衝天(いきしょうてん)
勢いのある状態。
「気迫をもって意気衝天で臨みましょう。」
【気合・気概・気迫】に使える偉人の言葉
■いや、人生は気合いだね。 二葉亭四迷(明治時代の小説家)
気合とは精神を集中している気持ちの勢いのことです。人生には勢いが必要ですから、気合いがあってこそ人生という名の道を歩けるのです。
■結局何をやるにしても気合と根性ということになります。ものごとを複雑に考えずにシンプルにやるべきことをやる。 堀江貴文(実業家・投資家)
まずは気合と根性が無ければ困難に打ち勝てません。複雑に考えることよりも、まずは気持ちに力を込めてから始めましょう。
■何事にも動じない決断力ほど、気概のある人間を作り出す要因はおそらくあるまい。 セオドア・ルーズベルト(アメリカ合衆国第26代大統領)
本気の決断というものは、どんな困難にも打ち克つ事が可能です。つまり気概(どんな困難にも負けない強い気持ち)を持った人間であると言えます。本気の決断が強い人間を作るということになります。
■直言実行、傍若無人、死を恐れない気迫があるからこそ、国のために深謀深慮の忠も尽くせるのだ。 高杉晋作(長州藩士)
どんな事にも負けない気迫があるからこそ、自分の思う通りに行動ができ、それが自分のため、家族のため、そして会社のためになっていきます。
■人に勝つより自分に勝て。 嘉納治五郎(講道館柔道創始者)
自分に負けてしまっては何も出来ません。その為には、まずは自分に気合を入れなければなりません。
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