【尊敬・敬意】を使った文章例
■どんな人にも敬意をもって
プライベートで会ったら、こんな人と話もしないだろうと思うような『合わない』人がいますよね。しかし我々はビジネスマンであり、仕事中に出会う人に対してプライベートを持ち込むべきではありません。
逆に言うならばそんな事に神経を使っているだけ無駄です。その人にも良いところが必ずあります。常に敬意をもって対応しましょう。
■尊敬される人物を目指しましょう
人から尊敬されるような人物というのは、決して『嫌われない人』ではありません。『自分』というものをしっかり持っていて、かつ他人を大切に出来る『人格者』です。
その上で、仕事も出来て結果も残していけてようやく尊敬されます。誰に対しても優しいけど仕事はいまいち、もしくはその逆、ではさすがに尊敬はされません。自分のことも他人のことも一生懸命にやっていると大変ですが、やってやれないことなどありません。
■尊敬される人の特徴とは
誰からも尊敬される人の特徴など、挙げていけばキリがありませんが、誰に対しても謙虚であり、努力家であり、いつも心に余裕のある人。
周りにそのような人間がいますよね。その方は、生まれ持って根っからの謙虚な人で努力家で余裕がある人では無く、きっと常に自分を磨き、成長を心がけているからこそ今そのように見えるのです。結局のところ努力、ですね。
【尊敬・敬意】に使える慣用句・ことわざ
■三尺下がって師の影を踏まず(さんしゃくさがってしのかげをふまず)
師匠などに従い歩くときは、三尺くらい下がって影をも踏まぬようにするべきであるという教え。
「三尺下がって師の影を踏まずの精神で敬いましょう。」
■一目置く(いちもくおく)
相手に対して敬意を払うこと。
「一目置かれる存在になりましょう。」
■尊い寺は門から見ゆる(とうといてらはもんからみゆる)
尊い寺の門構えはやはり立派で外観だけで分かるもの、という教え。
「尊い寺は門から見ゆるというように立派であるには外見もしっかりとしましょう。」
【尊敬・敬意】に使える四字熟語
■敬天愛人(けいてんあいじん)
天を敬い人を愛すること。
「いつも敬天愛人の心で行動しましょう。」
■尊尚親愛(そんしょうしんあい)
尊敬して親しみ愛すること。
「尊尚親愛の気持ちを持たれるような人になりましょう。」
■恐惶謹言(きょうこうきんげん)
目上の方に謹んで申し上げる意の言葉。手紙の末尾に用いる語。
「恐惶謹言ですが、それは間違いと思います。」
■三拝九拝(さんぱいきゅうはい)
何度も頭を下げ敬意を表すこと。
「三拝九拝で謝罪致します。」
【尊敬・敬意】に使える偉人の言葉
■人の意見を聞いて、それに流されてはいけないが、お互いにまず誰の意見にも感心し学び合うという、柔軟な心を養い高めていきたいものである。 松下幸之助(松下電器産業創業者)
互いに尊敬しあえる人たちに影響を与え、与えられ、本来は頑なな心を柔らかくしていけば、自ずと学んでいけるものです。
■他人に尊敬されたいのなら、自分自信を敬うがいい。自分自身に敬意を払うことによってのみ、他人はあなたを敬うようになるだろう。 ドストエフスキー(ロシアの小説家)
まずは自分自身を好きにならねば、人から好かれる事はない、と同じく、やはり自分に敬意を払うことで初めて尊敬されることが出来ます。
■恐れに基づく敬意ほど卑しむべきものはない。 アルベール・カミュ(フランスの小説家・劇作家)
恐れからくる嘘の敬意はみっともない。心よりの敬意を示すことが大切です。
■私は肩書には興味はない。尊敬するのは、その人の業績だけだ。 チャールズ・チャップリン(イギリスの映画俳優・映画監督)
尊敬してもらいたいならば、仕事の内容で示しましょう。
■愛すべき尊敬する人を見つけて、その人のために自分の人生を送ったら、僕たちは最も暖かいベッドを手に入れられる。 リチャード・バック(アメリカの作家・『かもめのジョナサン』著者)
尊敬できる人が傍にいることは人生の宝物です。そして自らも尊敬される人物を目指しましょう。
■人づきあいとは相手があってはじめて成り立つものです。「自分が、自分が」とアピールするよりは、まずは相手を敬う気持ちを持つこと。ですから人づきあいにおける最も大切な究極の言葉は「ありがとう」であると私は思います。 斎藤茂太(精神科医・随筆家)
相手を敬う気持ちがなければ人付き合いは始まりません。そうすれば自ずと感謝の言葉「ありがとう」が出てくるはずです。
コメント