【経費・コスト】を使った文章例
■ムリ・ムダ・ムラを省く
探せば結構あるものですが、そのために大量の時間を浪費するのもまた無駄です。日頃からそういった『コストダウン』の意識を持て、ということですね。
■最大のコスト、人件費
人件費は最大の経費・コスト。この最大の経費である人間が、しっかりと考えて、行動し実践することが一番の経費削減。
■微々たるモノの積み重ね
コピー用紙一枚ケチったところで、と思うなかれ。A4ならば約0.5円~0.7円。0.5円として、一日に新品を20枚使ったとしたら10円。エアコンの風量は『自動』、そして除湿より冷房の方が節約できます。天井の直管形蛍光管もLEDにする、冷蔵庫の左右、後ろの隙間を適正な距離にする、冷凍庫は常にパンパンに詰めておく、など細かく探せばいくらでもあります。一つ一つは微々たるものですが、まさにチリも積もれば山、いや、無駄なコストとなるのです。(参考サイト:経産省HP『今夏やるべき節電』より)
【経費・コスト】に使える慣用句・ことわざ
■人増せば水増す(ひとませばみずます)
人が増えればその分経費もかかる、という意味。
「人材が足りないと考える前に「人増せば水増す」で経費がかかります。まずは今いるメンバーで何とかしましょう。」
■行き大名の帰り乞食(いきだいみょうのかえりこじき)
派手にお金を使ってしまい、後で大変な目に合うこと。無計画にお金を使ってコストを上げるなという戒め。上り大名下り乞食とも言う。
「無計画なお金の使い方は行き大名帰り乞食となってしまいます。」
■爪に火を点す(つめにひをともす)
灯りのためのろうそくすら惜しみ、爪に火をつけるほど倹約すること。
「経費節約を考えて爪に火を点すような毎日ですが、頑張っていきましょう。」
■一円を笑うものは一円に泣く(いちえんをわらうものはいちえんになく)
一円といえど無駄に使っているとしっぺ返しにあうという意味。
どんなに安いものでも経費は経費です。一円を笑うものは一円に泣きます。」
■一日一銭、百日百銭(いちにちいっせんひゃくにちひゃくせん)
少しずつでも貯めればそのうち大きくなるということ。少しの倹約でも必ず大きな倹約となります。
「一日一銭、百日百銭で毎日頑張っていれば経費節約の効果も大きくなってきます。」
【経費・コスト】に使える四字熟語
■経費削減(けいひさくげん)
諸経費を切り詰めて削減、節約する事。経費節約。
「経費削減を心がけましょう。」
■必要経費(ひつようけいひ)
所得税法上で所得を得るための必要な経費の事。要するに絶対に必要な経費ということですね。
「必要経費以外をなるべく抑える努力をしましょう。」
■財政改革(ざいせいかいかく)
本来は国債の問題解決のための改革。企業にとってもお金・経費の流れなどをちゃんとしておかねばなりません。
「経費の見直しなど、根本的な財政改革を実行していきましょう。
■合理主義(ごうりしゅぎ)
理性的に割り切って合理的に対応する事。
「経費・コストに関しては合理的に考えましょう。」
■費用対効果(ひようたいこうか)
コストパフォーマンス(四字熟語じゃありませんが)。かかった費用に対する効果の割合。
「有効的な経費を増やし、費用対効果を高めましょう。」
【経費・コスト】に使える偉人の言葉
■経営とは簡単なことだ。売上を最大限に増やし、経費を最小限に抑えることによって、利益を最大にするという、最もシンプルな原則に基づいて事業を経営することだ。 稲盛和夫(京セラ創業者)
数字の目標は必死になりますが、同じくらい大切な経費削減にはあまり意識が行っていない人が多いようです。
■コスト削減に成功している企業では、必要に迫られるまでコスト削減を待つことはない。そうした企業は、コスト削減を日常の仕事に折り込んでいる。体系的な廃棄を日常の仕事にしている。 ピーター・ドラッカー
ギリギリになってからではなく、普段からコストダウンを心がけよ、ということです。生きる上で大切な事のほとんどが同じ考え方で良いのでは。
■朝起きて息を吸う練習をする人がいないのと同じで、本当に優れた経営者は、朝起きて「今日こそコストを削減しよう」なんて言わないものだ。 ウォーレン・バフェット(アメリカの投資家)
日頃からのコスト削減も業務のうちと考えておきましょう。
■たいていの人は、不景気になると人を裏切るような経費削減に走る。つまり、社員や知的資本といった、いまの企業のほとんどが本当は一番必要としている資産を削る。これは大きな間違いだ。あなたの周囲にいる人の活力、情熱、知性、人的つながり、起業家精神ほど大きなプラスのレバレッジを生むものはない。 ジェイ・エイブラハム(アメリカの経営者)
人材は経費でも『人財』は資産、と考えておかねばなりません。
■最も不要なコストはお前だ! 半沢直樹
こんな悲しいことを言われないようにしましょう。でも人件費は本当に大きなコストであることを忘れないようにしましょう。
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