世の中には様々な考え方や価値観を持った人が集まっています。会社も同様で、世の中の縮図だと言ってよいでしょう。その縮図の中で、良好な人間関係を保つことは非常に大切なことです。
いない人の陰口を言わない
当サイト「会話のタブー」にもありますが、自らが悪口、陰口を叩かないようにしなければなりません。それだけではなく、そういう会話に簡単に同意しないことも大切です。会話が弾み盛り上がっている中に入ってしまえば、あなたも同じ穴の狢(おなじあなのむじな)になります。
あとは、証拠も無い噂話にも耳を貸さないことです。こういう風評被害が一番良くありません。
そして、これらが蔓延している職場は遅かれ早かれ崩壊します。
好き嫌いで判断しない
職場は「仕事をする場所」です。原則的にはプライベートを持ちこむ場所ではありません。
例えば、あなたの「好き嫌い」もプライベートみたいなものです。人間ですので、好き嫌いがあるのは仕方がありません。しかし、「あいつ好き、あいつ嫌い」という感情は、職場に持ち込むべきではありません。
嫌いだから挨拶しない、という人をたまに見かけますが、職務放棄と同じです。挨拶こそ良好な人間関係を保つための基本です。(当サイト「挨拶は全ての基本」参照)。いつでもだれが相手でも「大きな声で元気良く挨拶」です。
小学校の廊下に貼ってありそうな文言ですが、社会人も同じです。
和解、歩み寄る努力を
陰口を叩いている人、噂話をしている人がいましたら、何故そんなことを言うのか、と聞いてあげられる余裕を持ちたいところです。
そして、嫌いな人、苦手な人がいたら歩み寄る努力をしましょう。「何でこっちから歩み寄らねばならぬのか」と思いがちですが、歩み寄ってやる方が人間的に素晴らしいのですから。
勝敗などありませんが「歩み寄った方が勝ち」です。
本当にいろいろな人間がいます。いちいち目くじらを立てていたらキリがありません。円満な人間関係を保つのも、仕事のうち、と考えてみましょう。
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