【信念・信条】を使った文章例
■信念・信条を貫く難しさ
信念を貫くことは、思っているほど、そして口で言うほど簡単なことではありません。よほどの自信を持っていいなければなりません。他からの意見を撥ね退け、自分の意見が正しいことを理路整然(筋道が通っている様子)と伝え、納得させねばならないからです。
■信念・信条に基づいて行動する
ブレそうな時は、自分の信念や信条に、もしくは社訓・社是などに立ち返ってみることです。スタート地点に戻り修正することでゴール地点が見え、道を見失わずに済みます。
■人が突き動かされる言葉には
信念・信条によって動いている人の言葉には重さがあり、聞いている方にとっても影響力があります。逆に言えば、そうでない人がどんなに素晴らしい言葉を口にしても、その言葉に重さはありませんし影響もされません。
【信念・信条】に使える慣用句・ことわざ
■命より名を惜しむ(いのちよりなをおしむ)
自分の命よりも名誉を大切にすること。
「命より名を惜しみ、信念に基づいて行動しましょう。」
■断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)
強い信念を持って断行すれば鬼神もそれを妨げることが出来ない、という意味。
「信念を揺るがさず、断じて行えば鬼神も之を避くことが出来ます。」
■千万人と雖も吾往かん(せんまんにんといえどわれゆかん)
反対する者が1千万人いても恐れず立ち向かっていこう、という意味。
「信念が折れていないのならば、千万人と雖も吾往かんで進もう。」
■歳寒の松柏(さいかんのしょうはく)
松や柏は冬になっても葉の色が変わらないことから、逆境で簡単に屈しないこと。
「歳寒の松柏のように揺るがない信念や信条を。」
■渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
苦しい状況でも不正には手を出さないこと。
「信念があれば渇しても盗泉の水は飲まず。そんなものには手を出さないはずです。
■疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)
試練に直面した時にこそ、その人物の意志が分かるという意味。信念のない人は試練の場面で迷ってしまいます。
■てこでも動かない(てこでもうごかない)
どんなことがあっても信念を曲げないこと。
「てこでも動かない信念を持ち続けましょう。」
■武士に二言はない(ぶしににごんはない)
一度口にした言葉をなかったことにしたり、約束を反故にするようなことはしない、という意味。
「武士に二言はありません。信念・信条を貫きましょう。」
【信念・信条】に使える四字熟語
■確乎不抜(かっこふばつ)
信念がしっかりとしていて、動じないこと。
「確固不抜のまま信念を貫いていきましょう。」
■主義主張(しゅぎしゅちょう)
自分の持つ基準や信条。
「主義主張を持った社員でいて下さい。」
■初志貫徹(しょしかんてつ)
初めに決めた志を曲げずに貫くこと。
「己の信念は初志貫徹で。」
【信念・信条】に使える偉人の言葉
■我々の運命は星が決めるのではない。我々自身の思いが決めるのだ。 ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家・詩人)
固く信じる心、つまり信念が運命を決める、と言えます。
■勝てる、と思えば勝てる。勝利には信念が必要なのだ。 ウィリアム・ヘイズリット(イギリスの著作家)
信念が無ければ敗北する。自信を持ちましょう。
■信念は理屈をも超越する。 セーレン・キェルケゴール(デンマークの哲学者)
不条理なことは、信念のある行動の前には消えてしまいます。
■偉大なことを成し遂げるには、行動するだけでなく夢を持ち、計画するだけでなく信念も持たなければならない。 アナトール・フランス(フランスの詩人)
夢と信念を持っていることが大切です。
■どんな計画であれ、重要なのはあなたの信念である。信念なくして、結果を出すことなどは、あり得ない。 ウィリアム・ジェームズ(アメリカの哲学者・心理学者)
みなさんは信念を持って計画を実行していますか。
■確たる信念を持っている人は、不景気のときほど、儲ける。 松下幸之助(松下電器産業創業者)
ピンチをチャンスに変える、というやつですね。信念で突き動かされる人が強い、ということですね。
■信念、それは人生を動かす羅針盤のごとき尊いものである。従って信念なき人生は、ちょうど長途の航海の出来ないボロ船のようなものである。 中村天風(実業家・思想家)
信念があるからこそ人生をコントロールして渡っていけるのです。
コメント