【徹底・一貫】を使った文章例
■やり抜く力を備える
子どもの頃、テスト前に散々勉強をしてきましたが、勉強をやり始めたは良いがあちこちに気が散って集中できなかったり、疲れからやる気がそがれたりと中途半端にしてしまった経験は誰しも持っていると思います。意志の弱さと言い換えられるでしょう。一度決めた事は頑として、徹底してやり抜く力をもちましょう。
■徹底的にやる、そして徹底的にやらない
やると決めた事は徹底的にやる、そしてやらないと決めた事は徹底的にやらないことです。何しろ1日は24時間、労働時間は実働8時間くらいです。こんな少ない時間であれもこれもと手を出していたら、とてもじゃないが時間が足りません。とにかく決めた事は徹底的に実践しましょう。
【徹底・一貫】に使える慣用句・ことわざ
■掉尾を飾る(ちょうびをかざる)
最後を立派に締めくくること。掉尾とは魚が死ぬ寸前に尾を振ること。
「途中で投げ出さず最後まで徹底し、掉尾を飾りましょう。」
■水火も辞せず(すいかもじせず)
どんな苦痛や困難も厭(いと)わず一貫してやり通すこと。水に溺れて火に焼かれるほどのひどい困難も辞さない。
■乗り掛かった船(のりかかったふね)
いったん乗った船は目的地に着くまで下船出来ないことから、途中で事態が変わってもやめずにやり通すこと。やり始めたことは徹底してやり抜くことが大切です。
【徹底・一貫】に使える四字熟語
一糸不苟(いっしふこう)
何事に対しても手を抜かないこと。一本の糸すらいい加減に扱わないという意味から。
「どんな仕事も一糸不苟で徹底してやりましょう。」
■凡事徹底(ぼんじてってい)
当たり前のことを当たり前のように徹底的に行うこと。
「今日も凡事徹底できっちりとこなしていきましょう。」
■終始一貫(しゅうしいっかん)
状況が変わっても考え方や方針を変えず一貫すること。徹頭徹尾と同義。
「色々と変更していますが、終始一貫でお願いします。」
■慎始敬終(しんしけいしゅう)
最初から最後まで気を抜かず手抜きも無くやり通すこと。最初と最後が肝心、という意味もあります。
「今日も手抜きなしの慎始敬終で頑張りましょう。」
■首尾一貫(しゅびいっかん)
最初から最後まで一つの方針や態度を貫く事。
「首尾一貫してやり通しましょう。」
■中途半端(ちゅうとはんぱ)
どっちつかずで徹底しないこと。『やり抜く』の対義語。
「やり抜くことが出来ずに中途半端で終わってしまわぬよう徹底的にやりましょう。」
【徹底・一貫】に使える偉人の言葉
■一度でも諦めるとそれが癖になる。絶対に諦めるな。 マイケル・ジョーダン(NBAプレイヤー)
何事も徹底してやり抜く事が大切です。
■人生には選ばなければならない瞬間がある。自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを。 オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家)
結局人生とは、徹底的にやるか、適当に手を抜くか、のどちらかで、どちらがより良い人生となるかはご承知の通り。
■馬鹿になれ、とことん馬鹿になれ。恥をかけ、とことん恥をかけ。かいてかいて恥かいて裸になったら見えてくる。本当の自分が見えてくる。本当の自分も笑ってた。それくらい馬鹿になれ。 アントニオ猪木(元プロレスラー・政治家)
馬鹿げたことでも徹底的にやれば、必ず何かしら結果が残るはずです。やり切ってみましょう。
■事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない。 勝海舟
才走る、とは先のことを考えて行動すること。何も考えずに、愚直に徹底的にやらなければならない、との教え。
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