定刻になりますと、必ず朝礼を行なっている会社がほとんどだと思います。しかし「朝礼って何の意味があってやっているの」と思う方はさすがにおられないと思いますが、「では一体何のためにしているのか」と理由を尋ねられたら、即答できない方もおられることでしょう。そんな方のためにちょっとまとめてみました。
朝礼をやる意味・必要性
これは簡単に言いますと2つに絞られると思います。まず1つは
【連絡事項を伝達する為、そしてその確認】
そしてもう1つは
【全体の士気を高めるため】
ではないでしょうか。もちろん細かく分けますともっとあるのでしょうけども、大きく分けてこの2つでしょう。これらそれぞれは
「朝礼において絶対にやるべきこと」
と言って良いと思います。
連絡事項の伝達
1つ目の連絡事項の伝達に関しましては、ちゃんと伝えて疑問点などを解消しておけば問題なく、まあ言葉は悪いですが誰にでも出来そうなことで、むしろ事務員さんでも出来そうに感じます。
しかし、ただ伝えるだけではなく、その連絡事項の重要度や共有すべき事柄などを正確に伝え、指令に近い事を実施する必要があります。伝達とは『命令・意思・情報や連絡を伝える事』ですので『ただお知らせする事』ではない、という意識を持たねばなりません。
社員全体の士気を高める
そして2つ目の「全体の士気」に関しては、読んで字のごとく、社員の士気が上げるような朝礼をせねばなりません。朝礼を行なう者が「どれだけ良い朝礼を行なうか否か」でその日の業績は変わる、と言っても過言ではありません。
もちろん社員による「1分スピーチ」などもあります。しかし最終的には部署の長が朝礼をまとめます。ですのでやはり「その日の朝礼の善し悪し」は部署の長にかかっています。私は朝礼とはこの社員全体の士気を高める為の集合時間だと思っています。
その意味合いが含まれない朝礼は、はっきり言って時間の無駄です。そしてテンションの下がる朝礼など以ての外です。

その他の目的は
その他にもなんだかんだと目的はあります。
- 個々の目標の確認
- 社訓唱和などによる声だし
- プライベートとのスイッチの切り替え
など、挙げていればキリがない程細かな目的もあるでしょう。いずれにしても「朝礼は本気で挑まねばならない」と言えます。ただ朝にしゃべるだけの恒例行事などでは決してない、ということです。
では朝礼を行なう上で大切なポイントはどんなことでしょうか。そこには基本的な心得を持っておかねばなりません。
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