「Bad out」=「ダメ出し」のことです。前日のあまりにも不甲斐ない数字に、「んどりゃああああ」と言いたくなることもあるでしょう。今日は気合い入れてやっていけ!という意味を込めて喝を入れたり、説教をしたりするのですが、果たして効果があるのでしょうか。
逆の立場だったら…。朝っぱらから説教を聞いている方はどうなんでしょうか。
朝礼での説教は避けるべし
朝礼とは『士気を高める儀式』みたいなものです。そこで士気を下げていては何の為に時間を割いて朝礼をしているのか分かりません。
しかし前日の反省も兼ねて、朝礼でそれぞれが発表したりする場合もあります。それに対して「説教」ではなく「意見」を述べる、というスタンスが一番良いです。
ダメ出しをするにしても言い方がある
朝礼をやっていますと、つい権力を握ったような気になり、「上から目線で大声で怒ってしまう」ということがあるようですが、もっての外、論外です。
ふと我に返ると感情に任せて喚いていたり、自身の「ストレス解消」になってしまっている場合がありませんか。
「昨日の数字、あれはなんだ」みたいな責めるような言葉は、プライドを傷つけたり委縮させてしまうだけで、良い効果を生むとは到底思えません。言い方は悪いですが『子育て』と同様です。
朝礼の後、もしくは前日の最後に
どうしても長めの反省の時間を取り入れたり、意見を伺いたいときは別途「ミーティング」で行なうべきでしょう。一番良いのは前日の最後にやるのが適しているのかもしれませんが、労働時間外ミーティングになる恐れがあります。それこそテンションが下がります。
早く帰ってリフレッシュするのも大切ですので『朝礼後のミーティング』を行なう、もしくは個別にやるのが良いでしょう。もちろんその時も『ダメ出し』ではなく『注意・指導』としてのスタンスでミーティング・個別指導を行ないましょう。
時間が無い時は
どうしても納得出来る時間を取れない、短時間で行なう場合は、軽く『注意』もしくは『指導』くらいのテンションでサッと行なうか、もしくは業務終了5分前に個別に呼び出して話すようにしましょう。
重ね重ねですが、朝礼は士気を高めるのが目的です。ここを忘れてはなりません。時間が無いからといって朝礼時間にやらないようにしましょう。
毎日時間が無いですよね。だからこそタイムスケジュールをしっかりとやるのも長たる責任です。
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