【過信・傲慢・高慢】を使った文章例
■傲慢な態度に気をつけよ
知らず知らずのうちに傲慢な態度になってしまっている人はいませんか。そんな人が「あいつ傲慢な態度だな」と言ったら「いやいや、あなたがでしょ」と心の中で叫ばれてしまいますよ。ご自分の足元は見えていますか。
■傲慢な態度に気をつけよ【朝礼スピーチ154】
■自己過信にご注意を
人間は慣れてきますと慢心してしまい、全てを疎(おろそ)かにし、過信となり、それが当たり前のようになってきます。こうなってくると「まあ大丈夫でしょう」といった過信が原因で様々な失敗をしでかします。いかなる事に対しても自己過信は禁物。
■自己過信にご注意を【朝礼スピーチ155】
■傲慢と高慢
傲慢とは自惚れて人を見下すこと、高慢とは自惚れて高ぶること。どちらも見ていて非常にみっともないです。傲慢・高慢であればあるほど、小物にしか見えないものです。そして驕り高ぶるものは必ず滅びてしまいます。
■傲慢と高慢【朝礼スピーチ156】
【過信・傲慢・高慢】に使える慣用句・ことわざ
■自慢高慢馬鹿のうち(じまんこうまんばかのうち)
自惚れて自慢して偉そうな者は愚か者であるという意味。高慢な態度で自慢ばかりしている人間は、自慢高慢馬鹿のうち、です。
■空き樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)
中身の詰まった樽は叩くと重い音がするもの。中身のない軽い人間ほどぺらぺらとしゃべる、という意味。軽々しく、傲慢な態度に気をつけましょう。
■井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
世間を広く知っている人は、決して過信せず、謙虚なものです。高慢ちき(憎らしいこと)人にならないように。
■図に乗る(ずにのる)
仏教で節を付けて唱える事を声明(しょうみょう)といい、転調するのが難しかったらしく、それが上手な事を『図に乗る』と言ったそうで、そこから『調子に乗る』になり、それが転じて『つけあがる』という意味になったとか。順調だとつい調子に乗ってしまいがちになりますね。でもまあ、それが人間というものかもしれません。自分では気付かないうちに、図に乗ってしまい、傲慢な人にならないように注意しましょう。
■驕(おご)る平家は久しからず
おごれる人は久しからず、と同義。偉そうにしている傲慢な者は必ず滅びゆく。
■吾れ日に三たび吾が身を省みる(われひにみたびわがみをかえりみる)
一日に何度も自分の行ないや言動を省みる。常に反省の心を持っていなければ、人はついつい高慢な態度になってしまうものです。
■天狗になる(てんぐになる)
傲慢・高慢の代名詞。天狗の鼻をへし折られる前に謙虚に。過信は禁物です。
【過信・傲慢・高慢】に使える四字熟語
■大言壮語(だいげんそうご)
出来もしないことを大きく言う事。口から出る言葉が大言壮語ばかりの人間は傲慢な人間と思われてしまいますのでご注意を。
■過大評価(かだいひょうか)
実力を実際よりも過大に評価する。自分に対しての過大評価は慎まねばなりません。
■自信過剰(じしんかじょう)
自信を持つ事は大事ですが、自信過剰すぎると傲慢になってしまいます。自己過信とも。
■選民意識(せんみんいしき)
自分は選ばれし存在、特別な存在だと思い込むこと。自分だけは違うんだという選民意識を持っていると、相手にされなくなってしまいます。こんな傲慢な考え方もなかなか珍しい。
■傲慢不遜(ごうまんふそん)
調子に乗って人を見下すこと。傲慢で不遜、最低の人間だとしか言いようがないですね。
【過信・傲慢・高慢】に使える偉人の言葉
■「ありがとう」という感謝の心がなくなるとツキがなくなります。傲慢な人のかたわらには誰しも近づきたくないものですが、それはツキとて同じことでしょう。 船井幸雄(経営コンサルタント・船井総研創業者)
素直な人にしか運は巡ってこないものです。傲慢な人はツキもなく、常にイライラしているイメージしかありませんね。
■傲慢と勇敢、粗野と率直、軽薄と俊敏、すべて紙一重で悪徳とも美徳ともなりうる。 福沢諭吉(啓蒙思想家・教育者)
この世のいろいろな事象は紙一重です。傲慢と勇敢もまた同じです。
■人生最大の病患は、傲慢の一事に尽きる。子でありながら傲慢であると不孝をしでかし、臣でありながら傲慢であると不忠をしでかし、父でありながら傲慢であると不慈をしでかし、友でありながら傲慢であると不信をしでかす。 王陽明(中国の儒学者・思想家)
注意しても傲慢な態度が治りにくい、つまり傲慢とは心の病です。心当たりがある人は一度自分を見つめ直してみましょう。
■傲慢で、ぶっきら棒で、利己的になるのは、いともたやすいことです。でも私達は、もっと素晴らしいことの為に、創られているのです。 マザー・テレサ(カトリック教会修道女)
容易いことだからこそ、ついつい傲慢になってしまいがちですが、我々はそうでない素晴らしい生き物であるはずです。
■慢心は人間の最大の敵だ シェイクスピア(イギリスの劇作家)
『根拠に基づく100%の自信』がないのであればそれは、ただの過信や慢心です。その違いに気をつけましょう。
■自信と過信は紙一重 小嶺忠敏(国見サッカー部元監督)
それがちゃんと理解できているかどうか、で傲慢か謙虚かに分かれます。えらい違いです。
■高慢な人間は虚栄心の奴隷である フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者)
自分を大きく見せたい虚栄心が、ありもしない高さに見せようとして、高慢な態度になってしまいます。等身大の自分で十分です。
■高慢は弱者の慰めの手段である。 ヴォーヴナルグ(フランスのモラリスト)
臆病な者ほど、自信の無さから高慢な態度を取り、よく吠えます。みっともないから気をつけましょう。大きくドンっと構えておきましょう。
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