【1月22日】偉人の言葉・ことわざに【想定・予想】を追加しました。

警戒・用心・慎重

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【警戒・用心・慎重】を使った文章例

■「かもしれない運転」

「まあ大丈夫だろう」というプラス思考も大切なのですが、それともう一つ、心に置いておかねばならないのが、「警戒心」というもの。車で例えるならば、教習で習った「かもしれない」という考え方です。「突然飛び出してくるかもしれない」「赤信号を無視してくるかもしれない」という、ある程度の警戒心を持っておけば、いざという時に回避出来ます。
かもしれない行動【朝礼スピーチ150】

■用心とは「心を用いる」

「用いる=使う」という意味。頭では誰しも分かっているのに失敗してしまうのは、「心にしっかりと刻んでいない」ことが原因です。慎重に警戒していく行動は、頭・脳ではなく「気持ちや心」が命令せねばならないことです。
肝に銘じて用心する【朝礼スピーチ151】

■用心に関することわざが多い

つまり警戒すること・用心すること、はそれだけ人生において大切な教えだということ。慎重に行動しましょう。
用心に関する諺【朝礼スピーチ152】

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【警戒・用心・慎重】に使える慣用句・ことわざ

■用心は勇気の大半なり(ようじんはゆうきのたいはんなり)

十分に用心しているのは勇気の現れであり、決して卑怯者ではない、という教え。用心していることをビビりだ、と馬鹿にしている人、即刻考えを改めましょう。

■釘の裏を返す(くぎのうらをかえす)

打ち込んだ釘の裏側を曲げて抜けないようにすること。用心のため念を入れておくこと。

■問うに落ちず語るに落ちる(とうにおちずかたるにおちる)

質問には用心してうっかり話したりしないが、自ら話している時はうっかりと喋ってしまうという意味。気を抜いている時が一番危険です。

■釘を刺す(くぎをさす)

十分に念を押すこと。用心のため、自分自身にも釘を刺すルーティンを。

■石橋を叩いて渡る

固い石の橋をさらに警戒して叩いて渡る用心深さのこと。

■用心に越した事無し

用心していおいて損することなどない、という意味。度が過ぎてはいけないが、最低限の備えをしっかりとしておくことです。

■人を見たら泥棒と思え

文章の意味そのままだと、ちょっと度が過ぎていますが、軽々しく人を信用するな、用心せよ、という教えです。

■用心に怪我なし

用心していれば転ばないし、相手を傷つけることもない、失敗せずに済む、という教え。※転ばぬ先の杖、に似ていますね。

■念には念を入れよ(る)

用心の上にさらに用心をしておけ、注意の上にさらに注意しておけ、という風に二重に重ねて心にとどめよ、という意味です。三重までいくとちょっと警戒・用心しすぎかもしれないですね。

■用心には網を張れ

用心の上に用心をしておこう、という意味。※念には念を入れよ、と同義。

■浅い川も深く渡れ

大丈夫、だと思わずしっかりと警戒し、用心して慎重に進め、という戒め。心の箍(たが)が緩んだ時が一番危険。※油断は禁物と同義です。

■危ない事は怪我のうち

危険な行動はもう怪我の範囲にある、という教え。慎んだ行動を取らねばなりません。

■財布の紐を首に掛けるよりは心に掛けよ

厳重にするために首にかけるよりも、しっかりと心に警戒する気持ちを持っておけ、という教え。もちろん首にかけておくのも大事ですけども。

■憂患に生き安楽に死す(ゆうかんにいきあんらくにしす)

患っている時は用心しているが、健康になると警戒を忘れ、思わぬ死が訪れてしまうことがある、という意味。常に用心しておきましょう。

■細行を矜まざれば終に大徳を累わす(さいこうをつつしまざればついにだいとくをわずらわす)

慎重に警戒しておかねば、その人の「徳」を下げてしまうこともある、という教え。軽率な行動には気をつけましょう。

■李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

誤解を招くような行動をせず、常に慎重に行動せねばならない、という教え。ビジネスマンの基本中の基本。

【警戒・用心・慎重】に使える四字熟語

■慎始敬終(しんしけいしゅう)

最後まで慎重に気を抜かずやり通すこと。

■瓜田李下(かでんりか)

すもも(李)の木の下で履物を直していたら瓜を盗んでいると勘違いされる、から転じて、人に疑いをかけられるような言動行動は慎むべきである、という教え。

■用心堅固(ようじんけんご)

しっかりと用心していてものすごく注意深いこと。

■打草驚蛇(だそうきょうだ)

草むらを叩いて隠れている蛇などを驚かすこと。転じて、他者に警告、慎重に警戒していくことをいいます。

■居安思危(きょあんしき)

「安きに居(お)りて危うきを思う」という言葉。常に用心を怠らない考え方。

■慎重居士(しんちょうこじ)

用心深く慎重で、軽率な行動をとらない人のこと。

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【警戒・用心・慎重】に使える偉人の言葉

■勇気の大半は、用心深さである。 ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家・詩人)

勇気と無謀の違いはそこに用心深さがあるかないか、です。

■得意絶頂の時ほど隙が出来る。 徳川家康(江戸幕府初代将軍)

最も警戒しない時にこそ慎重に行動せねばなりません。

■人格者が、豪勢な食や快適な家を求めることはない。行動は機敏だが、発言は慎重である。 孔子(中国の思想家・哲学者)

動きは機敏に、それ以外は慎重に思案しましょう。

■安心、それが人間の最も近くにいる敵である。 ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家・詩人)

ホッとした、安心感から油断が生まれます。慎重になることを忘れずに

■集中しなければならない時は、注意をそらすことが必ず起こる。 ジョセフ・マーフィー(アイルランドの宗教家・著述家)

「集中したい時あるある」ですね。そんな時こそイライラせず、警戒し慎重に行動せねばなりません。

■二重の用心は一重の用心に優る。 ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ(フランスの詩人)

念には念を入れろ、ということ。厳重な用心に越したことはありません。ただし、疑心暗鬼にならぬように。

■忠告には用心せよ。この忠告に対してでもだ。 カール・サンドバーグ(アメリカの詩人・作家)

ある程度の警戒心を持っておかねば、簡単に騙されてしまう世の中です。何でもかんでも言う事を聞かずに、自分で考えて慎重に行動しましょう。

■用心とは心を用いると書申候(かきもうしそうろ)へは、ことばにも色にも出して候へは、用心に成申さず候 沢庵宗彭(たくあんそうほう:沢庵和尚)

心にしっかりと刻んでおかねば「用心」とは言いがたく、言葉や態度に表しているだけでは意味が無い、という教え。何事も慎重に

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