1日1歩、進むのをサボると相手は1歩先にいます。その差は1歩ですが、次の日追いつこうとするならば2歩前へ進まねばなりません。それは次の日相手も1歩進んでいるからです。では1歩進むのをサボる人間が2歩進めるのでしょうか。
まず取り戻せない、と考えるべき
サボりグセのある人は、この「差が開く」という感覚が鈍い傾向にあります。そして自信過剰者に多く、「簡単に取り戻せる」と考えがちです。
しかし実際はそう簡単ではありません。特にスポーツをしてきた人は、この「差を埋める難しさ」を経験した方が多いのではないでしょうか。このことからも優秀なスポーツ選手だった方は、基本的にはサボらない傾向にあるようです。
言い訳上手もまた同じく
「自分への言い訳」がとても上手な者も、同じような傾向にあります。この手の方は焦りを感じませんので、というよりも焦りを上手く誤魔化してしまうので、簡単に取り戻せる、と考えてしまいます。
ガツガツ前に進め
「譲る」場合はもっと差が付いてしまいます。例えばAとBが「1000円」ずつ持っています。AがBに500円あげたら差は500円ではなく「1000円」になってしまいます。
「譲って出遅れる」とはそういうことなのです。親切心を出すのなら倍以上の苦労を覚悟しておかねばならない。それが出来ぬなら下手な仏心など不必要と言えます。
つまり、ある程度はガツガツと前に進んでいかねばなりません。遠慮などしている場合ではないのです。
以上の事から人生とは、遠慮することなく前進あるのみなのです。ただし「遠慮しない=わがまま」とは違う事をお忘れなく。
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