昔からオシャレは足元から、と言われていますが、着衣に気を使う人は同様に靴も大量に持っているものです。ビジネスシーンにおいても靴は非常に重要で、仕事に対する姿勢を計る1つのポイントでもあります。靴だけはしっかりとしたものを何足か購入しておくべきでしょう。
フェイクレザーの革靴もどき
デフレの昨今、革靴も非常に安く手に入るようになりましたね。その中にはフェイクレザーで出来た革靴もどきもあります。みなさん経験がありますように、廉価品は一目ですぐ分かってしまいます。
靴底がすぐに擦り減ってしまう歩きの営業マンは、靴がすぐにダメになってしまうからといって廉価品を買いたくもなります。しかし絶対に買わないことです。高価なものはそれなりにしっかりとしているもので、案外長持ちするものなのです。
もし底が使い物にならなくなっても、それなりのブランドの靴は修復出来る場合もあります。そして経年劣化の風合いも出ますので、やはり本格的な靴を購入しておいた方が良いでしょう。「安物買いの銭失い」。結局大きなお金が出ていく事になります。
汚れやすいからこそキレイに
キレイな靴を履いていると「細かいところにまで気遣いが出来る人だ」というイメージがあります。これは「汚れやすいアイテム」だからこそ、のイメージでしょう。
逆に言えば、靴が汚いと当たり前のことに気が利かない人間、に見えてしまい、だらしなく見えてしまうから要注意です。
靴の中にもチェックが入る
生命保険や家庭訪販などの個人宅訪問の際に、靴を脱ぐ状況にある仕事の場合はさらに注意が必要です。靴の中敷きは汚れやすいし、臭いもキツくなりがちです。脱臭などの手入れもしておかねばなりません。
ちなみにフェイクレザーは通気性がないので、足が蒸れてすぐに臭くなることもオススメ出来ない理由の1つなんですよ。
靴を脱いだら靴下が「足元」となる
当たり前ですが、靴を脱いで家にあがったら「靴下が足元」となります。穴が開いていたり毛玉がついていたり、色あせていたりすると、イメージダウンにつながります。靴と靴下はセットで気をつけましょう。
色形は無難な物を選ぼう
革靴は黒かダークブラウンを選べば確実でしょう。赤や白の革靴を選ぶ者もいないと思いますが、いわゆるオーソドックスな色が一番良いです。形も出来るだけカジュアル過ぎないものが良いでしょう。
革靴はお手入れが大変
特に雨に濡れた場合は大変です。ご存じのように、革は水に極端に弱いものです。きっちりとお手入れをしてあげないと靴の寿命は縮まってしまいます。お手入れの仕方をしっかりと覚えておきましょう。
普段のお手入れの仕方
- 汚れを落とす
- 薄くクリーナーを塗る
- 汚れを落とす。ウェスなどが良い
- レザー用クリームを塗って光沢を出す
- 撥水効果のあるものを塗る
雨の日のお手入れ
- 新聞紙などを詰める
- 日陰で乾かす。
※直射日光に当てるとヒビの原因になるので注意 - 汚れ落としでキレイに汚れを拭き取る
- レザー用クリームを塗る
- 撥水効果のあるものを塗る
お手入れは靴だけではなく、スーツにも必要です。長年付き合っていく自分の道具なのですから、いちいちネットで調べるのではなく、手入れの方法くらい頭に叩きこんでおきましょう。それが「デキル男」ではないでしょうか。
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