【自律・自制】を使った文章例
■感情のコントロールを
喜怒哀楽、様々な感情が湧き出てくるのは人間だから本来はそれで良し。しかし業務上で言うならば全くよろしくはありません。スイッチのオンオフ、感情のコントロールとストレス解消をちゃんと出来るようにしておきましょう。
■感情のコントロールを【朝礼スピーチ170】
■まずは生活から見直してみましょう
自分自身のコントロールが下手な人には『部屋が汚い』という共通項があります。外から見える部分には気を遣っているのですが、見えない所はもう無茶苦茶だったり。まずは生活リズムから見直してみましょう。
■まずは生活から見直してみましょう
■自分で考えて判断する力=自律
自律とは「自己の欲望や他者の命令に依存せず,自らの意志で客観的な道徳法則を立ててこれに従うこと。※出典:三省堂大辞林」とあります。特に休み明けなど、ついついしんどさに負けてしまいそうになりますが、そこをしっかりとコントロールしましょう。
【自律・自制】に使える慣用句・ことわざ
■乞食を三日すれば忘れられぬ(こじきをみっかすればわすれられぬ)
だらけた事を三日続けてしまうと直らなくなってしまう、という教え。
「今日くらい楽しようなんて考えは、乞食を三日すれば忘れられぬという恐ろしさを知らぬ考えです。」
■過ちては改むるに憚ること勿れ(あやまちてあらたむるにはばかることなかれ)
過ちを認識したなら躊躇せずに改めよ、という教え。自分を戒めて、過ちを正していきましょう。
「自分のミスは、過ちては改むるに憚ること勿れで襟を正していきましょう。」
■小事に拘わりて大事を忘るな(しょうじにかかわりてだいじをわするな)
小さなことにこだわって肝心な目的などを忘れてはならない、という意味。
「目の前の誘惑に負けて肝心な明日の仕事に影響が出ないように、小事に拘わりて大事を忘るなを徹底して自ら制御しましょう。」
■過ちて改めざる是を過ちと謂う(あやまちてあらためざるこれをあやまちという)
間違いに気付いておきながら改めないこと、そのものが過ちだという教え。
「間違いに目を背けることこそが、『過ちて改めざる是を過ちと謂う』です。」
■言うは易し行なうは難し(いうはやすしおこなうはかたし)
一般的な常識を口にするのは誰にでも出来ます。しかし実行するのは非常に難しい。口先だけ一般常識を述べて、実際に実行出来ないと余計に恥ずかしい話です。
「口先だけで実行に移さない、それを『言うは易し行うは難し』という。」
■仇も情けも我が身から出る(あだもなさけもわがみからでる)
敵視されたり愛されたりするのは、全て自分の普段の行いが原因だ、という教え。様々な感情をコントロール出来ねば社会人失格です。
「仇も情けも我が身から出ますので、日頃から自制心をもって行動しましょう。」
■己の頭の蠅を追え(おのれのあたまのはえをおえ)
人のことよりもまずは自分のことをしっかりとせよ、という戒め。大体自分のことが出来ていない人間ほど、他人にごちゃごちゃ言っているような気がしませんか。まずはしっかりと自分の足元を見ましょう。
「まずは己の頭の蠅を追ってから他人に意見しましょう。」
【自律・自制】に使える四字熟語
■隠忍自重(いんにんじちょう)
怒り・悲しみ・辛い事に耐えて軽率な行動をしないこと。
「隠忍自重の自分を制御する力を持たねば社会人などやっていけません。」
■自己管理(じこかんり)
自分の生活や行動をコントロールして徹底管理すること。
「自己管理を徹底しましょう。」
■自己規律(じこきりつ)
自分で節度を保ち、自分自身のルールに従うこと。
「自分で決めたルール、自己規律くらいは守りましょう。」
■自己抑制(じこよくせい)
自分自身で衝動を抑えること。
「誘惑の多い世の中ですが自己抑制して控えましょう。」
■自己制御(じこせいぎょ)
目的のために自分の欲望、行動を制し、自分自身を支配すること。
「あれこれ気になる事がありますが自己制御して下さい。」
■凡時徹底(ぼんじてってい)
当たり前のことを当たり前に、かつ徹底的に行動すること。
「日々の暮らしは凡事徹底の上に成り立っています。」
【自律・自制】に使える偉人の言葉
■人に勝つという価値観では野球をやっていない。 イチロー(元メジャーリーガー)
まずは己に勝つつもりでなければ、相手に勝利出来ない、ということです。自己管理の鬼、イチローが言うのですから間違いありません。
■君子といわれるほどの者は、血気の定まらぬ若いときには色欲を戒め、血気盛んな壮年の時代には人との争いを戒め、血気が衰える年寄りになってからは欲深にならないように戒めなくてはならぬ。 孔子(儒教の始祖・思想家)
様々な欲望からの誘惑に勝たねば、上を目指せません。しっかりと自分を戒めましょう。
■日々何かを増やすより、日々何かを減らすことが重要だ。本質的でないものはそぎ落とせ。 ブルース・リー(アメリカの武術家・映画監督)
ストイックに生きていかねば、心も体もパンパンになってしまいます。自ら生活を律していきましょう。
■人間にとりて真の大敵は胸中の敵なり。 ルキウス・アンナエウス・セネカ(ローマ帝国の政治家)
無駄な欲望・感情がいつも邪魔をしてきますね。つまり敵は自分自身の心の中にあります。
■優れた組織構造とは、だれもが自分自身をマネジメントし、動機づけできることのできる構造である。 ピーター・ドラッカー(オーストリアの経営学者)
言われたことだけやっているのではなく、自分の正しいと思うルールに従いましょう。しっかりと自分自身をマネジメントしていかねば、組織は崩壊してしまいます。
■自己管理による目標管理は、人間というものが、責任、貢献、成果を欲する存在であると前提する。 ピーター・ドラッカー(オーストリアの経営学者)
どんな小さな報奨でも、目標がなければ誰も自分を律することなど出来ません。ただ日々を追われるのではなく、お金・名誉、何でも良いので目標を持てば自制心も勝手に生まれます。
■志を守り抜く工夫は、日常茶飯の自己規律にある。 司馬遼太郎(小説家・ノンフィクション作家)
何事も自己規律が基本となります。つい夜更かしを、つい飲みすぎて、ついつい…という言葉を口にしている人間に、意志は貫けません。
■自己の向上を心がけている者は、喧嘩などする暇がないはずだ。おまけに、喧嘩の結果、不機嫌になったり自制心を失ったりすることを思えば、いよいよ喧嘩はできなくなる。 エイブラハム・リンカーン(第16代アメリカ合衆国大統領)
イライラして人に当たり散らしたり、機嫌が悪くなったり。自制心を失わぬように。
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