傲慢(ごうまん)とは自惚れて人を見下すこと、高慢(こうまん)とは自惚れて高ぶること。どちらも傍(はた)から見ていて非常にみっともない姿です。傲慢・高慢であればあるほど、小物にしか見えないものです。そして驕(おご)り高ぶるものは必ず滅びてしまいます。
傲慢と豪快・大胆
自分に自信の無い、負けず嫌いの小心者は、とにかく傲慢になりがちです。他人を貶(おとし)めることによって、自分の存在価値を見出し、敗北感から逃げているので、傲慢になるしかないと言い変えられるかもしれません。
そうならぬためには、自分に自信を持ち、負けることも人生と悟り、気を大きく持って生きることです。実際の意味はともかくとして「繊細かつ大胆」という言葉がしっくりとくる感じがします。
この「大胆」と「傲慢」とを勘違いしている人が、大量に存在している気がしますね。
類義語にもたくさん
傲慢とは、自己過大評価のことですが、同義の言葉もたくさんあります。それだけ「様々なパターン」の自己過大評価による愚行(ぐこう:おろかな行為)があるのかもしれませんね。
- 増長する
- 付け上がる
- 図に乗る
- 調子に乗る
- 驕り高ぶる
- 天狗になる
- ふんぞり返る
- 自惚れる
など様々です。これらの言葉を聞いて、ハッとしない人が傲慢、もしくは予備軍なのかもしれませんね。
先にも述べましたが、傲慢な者は必ず滅びます。この先、偉くなっても傲慢にならぬよう、今のうちに肝に銘じておきましょう。
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コメント
コメント一覧 (2件)
新入社員の朝礼スピーチを教えてください。
湯澤さま、コメントありがとうございます。
新入社員用の朝礼スピーチということですね。
なるほど、ちょっといろいろと考えてみます。