緊急事態に冷静でいられるか。どんなことがあろうとも、心だけは常に冷静でなければなりません。揺れ乱れ、動かぬ心を以って行動すべし、つまり不動心の状態で行動することが大事です。
揺れ乱れ、動かぬ心を
不動心とは何事にも動じない心や精神、という意味です。スポーツの精神的な教えとしてもよく使用される言葉です。新人のバッターが緊張して全く打てない、ピッチャーが全くストライクが入らない、なんてのもよく目にしますね。
ピンチの時や緊張している時、どうしても心が乱れます。こうなると実力を全く発揮出来ません。何故ならば人間は、心が体を支配しているからです。まずは心が冷静な状態でなければ対処が出来ない、ということです。
さらには、怪我や病気で思ったように動けない、あるいはミスばかりして周りに迷惑をかけてしまう。自分は役に立たぬのではないか、など不安に思う事態がやってくるかもしれません。
焦ってあたふたし、余計に傷を広げてしまう場合もあるでしょう。そんな時にじっと耐えることも、不動心を以って乗り越えていかねばなりません。
一流のスポーツ選手の心構え
ニューヨークヤンキースで活躍した、元巨人の4番、松井秀喜氏の著書に「不動心」というタイトルのものがあります。
(書籍→不動心 (新潮新書) [ 松井 秀喜 ])
3割バッターは7割のミスとどう付き合うか、左手首骨折という大怪我を乗り越えた時の心構えなど。失敗や病気は私たち社会人もたくさん経験してきています。スポーツ選手でなくとも共通する部分がたくさんありますね。
一流の選手が心構えとしている「不動心」。みなさんもそうあるように気持ちを切り替えられる心を持ちましょう。
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