【冷静・平静】を使った文章例
■忙しい時ほど落ち着いて
人はパニック状態になると通常の判断を下せなくなります。いくら慌ててもそれ以上仕事をこなせません。業務を優先する前に、まずは落ち着く事を優先しましょう。
■忙し時ほど落ち着いて【朝礼スピーチ126】
■焦りは禁物
焦ったところで好転する訳ではないし、むしろ悪化する場合が多いようです。冷静さも失わせますしロクなことがありません。
■焦りは禁物【朝礼スピーチ127】
■せかせか、あたふた、じたばた
ついでにおろおろ、うろうろ、おどおど、ざわざわ、どたばた、せかせか。どれもこれも慌てふためいているオノマトペ(擬態語)ですね。これら全て、いかにも「冷静でない人間」の様子を表している感じがします。こういう状態にならぬようにまずは心を静めてから行動しましょう。
■じたばたあたふた【朝礼スピーチ128】
■不動心を心がけよ
ミスや病気など、緊急事態に冷静でいられるか。どんなことがあろうとも、心だけは常に冷静でなければなりません。揺れ乱れ、動かぬ心を以って行動すべし、つまり不動心の状態で行動することが大事です。
■不動心を心がけよ【朝礼スピーチ129】
■平静に見せるのではなく本当に平静になる
人生には感情が乱れてしまうほど窮地に立たされることが多々あります。しかしそこで平静に見せる事が出来るかどうか、が大事なのではなく、本当に心が平静であることが重要です。演技で平静に見せても、結局自分にとって負荷がかかり、逆効果になってしまいます。
【冷静・平静】に使える慣用句・ことわざ
■慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
他の者を出し抜こうとする乞食は反感を買ってしまって得るものが少ない、という教え。
「慌てる乞食は貰いが少なくなるので、常に冷静に行動しましょう。」
■凝っては思案に能わず(こってはしあんにあたわず)
ある事に熱中してしまうと冷静な判断が出来ない、という教え。
■言いたい事は明日言え
時間をおいて冷静になってから言った方が良い、という意味。
■怒りは敵と思え
徳川家康の遺訓のひとつ。怒りは身を滅ぼし、何の得にもならない。落ち着いて対処しましょう。
■水母(クラゲ)の風向かい
いくらあがいても無駄なものは無駄。冷静になれば見えるものも見えなくなります。
■急(せ)いては事をし損じる
何事も落ち着いてやらねば失敗してしまいます。「急がば回れ」的な発想が大事です。
■慌てる蟹は穴に入れぬ
普段通りにしていれば出来る事が、慌ててしまうと出来なくなる不思議。冷静に対処するようにしましょう。
■煙硝(えんしょう)背負って火事場へ急ぐ
煙硝とは火薬のこと。慌てていてはし損じるどころか、もっと被害を広げることになります。いざという時ほど冷静になって落ち着いて行動しましょう。
■果報は寝て待て
やることをやったら後は気長に待っていましょう。ジタバタしても始まりません。自分の道を気長に進めば良いです。
【冷静・平静】に使える四字熟語
■戒驕戒躁(かいきょうかいそう)
驕(おご)らず焦らず静かで慎み深いこと。
■状況判断(じょうきょうはんだん)
いま置かれている状況を打破するには、冷静な心でいなければ正しい判断は絶対に出来ません。
■明鏡止水(めいきょうしすい)
澄み切っていて落ち着いた静かな心境。湖面がまるで鏡のように静まっているかのごとく、心も波風ひとつたてないように、常に冷静でいられるようにしましょう。
■岡目八目(おかめはちもく)
囲碁を打っている者より観戦者の方が冷静で的確な判断が出来ることから、第三者の方が当事者よりも真相をしっかりと見極める事が出来るということ。
■冷静沈着(れいせいちんちゃく)
冷静に落ち着いていて少々のことでは動じないこと。
■泰然自若(たいぜんじじゃく)
どんな事態に陥っても落ち着いて対処するさま。平静でいられる精神力が欲しいものです。
【冷静・平静】に使える偉人の言葉
■握ったこぶしを開けば怒りも消える。 アラン(『幸福論』著者、フランスの哲学者)
冷静になるには原因を取り除いてやれば良いだけです。
■いらいらしないように。我々に与えられた人生のこの瞬間を台無しにしないように。 アラン(『幸福論』著者、フランスの哲学者)
いらいらしても損をするだけです。いつも冷静でいられるようにしましょう。
■冷静ほど、大事なことはないのである。 松下幸之助
大切なものに対して冷静ではいられないのが人間です。常に冷静な行動を心がけましょう。
■辛い、苦しい、哀しい、痛い…。人間が一番大変な時、何の役にも立たないのは、大騒ぎするだけのマイナスの感情。役に立つのは強く、楽しく、明るく…そっちへ切り替える理性。冷静に理性で「次にどうするか」の方法だけを考えることです。 美輪明宏
理性を保ち、常に冷静な判断を下せるように、「切り替える」ことが大事ですね。
■冷静を保て。怒りは議論ではない。 ダニエル・ウェブスター(19世紀前半のアメリカの政治家)
自分の思いが通らぬといってカチンときていては話になりません。通る方法を冷静に考えてみましょう。
■冷静に、かつ忍耐強く、未来を見通す力だけが、未来を実現してゆく ナポレオン・ボナパルト
自分に腹の立つことがあっても、一旦冷静になって見つめ直してみましょう。
■鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥 徳川家康
待っていれば必ず好転します。先の2人の偉人のように、殺したり無理矢理何とかしようするより、気長に待つ方が良いのは歴史が証明していますね。
■なるべく冷静にしようと思い、息を4秒吸って8秒で吐くようにしている 安倍晋三
どうにも心が落ち着かずに冷静を保てない時は、呼吸法で落ち着かせる。意外と効果があるのにも関わらず、実践している人をあまり見ませんね。是非やってみましょう。
●いざという時に心を落ち着かせる「4-7-8呼吸法」
■感情が人の運命を大きく左右していることに気づきなさい。感情のコントロールができる人が人間関係の勝利者です。 ジョセフ・マーフィー(アイルランドの著述家・宗教家)
感情のコントロールをするには、先ず冷静でいられることが必要です。
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