【団結・結束・協力・連携】を使った文章例
■人生も仕事も協力が不可欠
そもそもこの世に生まれる時点で両親が必要で、一人では誕生など出来ません。生活するにも「仕事・お金」などの協力が必要です。一人で出来るのは死ぬ時くらいと言いたいところですが、葬式なども遺族にやってもらわねばなりません。
■人生も仕事も協力が不可欠【朝礼スピーチ78】
■ほう・れん・そう
「報告・連絡・相談」は社内の意思疎通や連携において絶対不可欠なもの、とされてきました。プライベートや業務上の些細な事でも、上司や同僚への報告があると、さらに結束力が強くなります。
■ほうれんそう(報告・連絡・相談)【朝礼スピーチ79】
■分担作業とチームプレー
分担作業とは、作業を分けて受け持つことで、チームプレーとは、個人の成績よりも、チームの勝利や仕事の円滑化を優先させた共同プレー(※出典:デジタル大辞林)、だそうです。つまり「一人でも手を抜く」とえらいことになります。
■分担作業とチームプレー【朝礼スピーチ80】
【団結・結束・協力・連携】に使える慣用句・ことわざ
■和を以て貴しと為す(わをもってとうとしとなす)
どんな事もみんなで協力し合う事が大切だ、という教え。聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる言葉で、儒教の考え方です。
■六馬和せざれば造父も以て遠きを致す能わず(りくばわせざればぞうほももってとおきをいたすあたわず)
六頭の馬の息が合っていなければ、どんな馬車操縦者(造父)も遠くまで走らせる事は出来ない、という教え。どんな素晴らしい上司でも、部下同士の協力体制が無ければ良い成績を挙げる事は出来ない、という事です。
■武士は相身互い(ぶしはあいみたがい)
同じ立場にある者同士、お互いに助け合うべきだ、という意味。
■団結は力なり(だんけつはちからなり)
個々の力は小さくとも、団結すれば大きな力となること。
■阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)
二人以上の人が何かをするときの、微妙な気持ちや調子がぴたりと合うこと。阿は吐く息、吽は吸う息の事。ちなみに仁王様や狛犬がこれを表している。口を開けている方が阿形、閉じているのは吽形。1+1=2ではなく、3にでも4にでもなるもの、それが団結力です。
■片手で錐は揉まれぬ(かたてできりはもまれぬ)
錐(キリ)は両手を使わねば、木に穴を開けることが出来ません。物事を成し遂げるためには、力を合わせることが大事だということ。
■三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
平凡であっても三人集まれば素晴らしいアイデアが出てきます。一人一人では不可能な事でも協力し合えば、大概の事はどうにかなるものです。
【団結・結束・協力・連携】に使える四字熟語
■呉越同舟(ごえつどうしゅう)
春秋時代(三国志よりも前の時代:紀元前771年~紀元前476年)、敵対していた呉と越の国がたまたま乗り合わせた船で、嵐で転覆しそうになったのを協力し合って事態を乗り切った、という話から。普段は協力体制になくとも一致団結して危機を乗り越えましょう。
■同心協力(どうしんきょうりょく)
心を同じく一つにして力を合わせて協力すること。一致団結、一致協力などと同義。
■上下一心(しょうかいっしん)
身分にこだわらずに心を一つにして団結する事。『じょうげ』でもOK。
■協心戮力(きょうしんりくりょく)
心と力を互いに協力し合うこと。協と戮は「合わせる」という似たような意味を持つ。
■大同団結(だいどうだんけつ)
主張の細かい違いには目をつぶって、団結すること。他人が集まっているのですから、当然細かいところは違ってきます。団結とはそれぞれが歩み寄ること、とも言えるのかもしれません。
■一致団結(いっちだんけつ)
多くの人が心を一つにし協力し合うこと。統率が取れていないと「烏合の衆(まとまりのない寄せ集めの集団)」と化す。
■一致協力(いっちきょうりょく)
皆の心を一つにして、力を合わせること。しかし仲間に対し「尊敬・信頼」がなければ協力し合えません。
■一蓮托生(いちれんたくしょう)
結果のよしあしにかかわらず、行動・運命を共にすること。言葉は悪いが「死なば諸共(もろとも)」です。やれるだけやってみましょう。
■意志疎通(いしそつう)
互いに考えていることを伝え理解を得て、認識を共有すること。重要なのはコミュニケーション。心だけで分かりあえるシンパシーなど洒落たものは存在しません。しっかりとしたコミュニケーションを日頃からとるようにしましょう。
【団結・結束・協力・連携】に使える偉人の言葉
■偉大な発見や改革には常に多くの人の知性による協力が不可欠である。 アレキサンダー・グラハム・ベル(電話の発明者)
みんなの協力あってこその会社です。
■人に信頼され、協力を得るには、自らが最高の成果をあげていくしかない。 ピーター・ドラッカー
団結力を高めるためには、個々のレベルも上げていくことです。
■社会が健全に機能するためには、それを構成する人たちが一致団結するだけでなく、ひとりひとりが自立することが必要です。 アルベルト・アインシュタイン
仲良し軍団、烏合の衆、ではなく、それぞれが自立し、同じ目的のために動くことが「団結」ということです。決して気が合う者同士の集団ではありません。
■私にできてあなたにはできないこともあり、あなたにできて私にはできないこともあります。だから、ともに力を合わせれば、素晴らしいことができるのです。 マザー・テレサ
会社組織とはまさにそういうことです。協力し合えば必ず良い方向へ向かいます。
■自分の力の足りなさを自覚し、知恵や力を貸してくれる他人の存在を知るのもいい経験である。 本田宗一郎
誰しも完璧ではありません。それぞれの得意分野で協力し合う方が良いことを知っておきましょう。
■仕事はチームスポーツなんだ スティーブ・ジョブズ
チームの団結力が強いチームが当然強いです。突出した選手が2人ほどいても優勝できないプロ野球ペナントレースがまさにそれです。
■僕はどんな選手とチームを組みたいのか?僕は、チームのために犠牲を払うのは嫌だ、という5人のスーパースターとチームを組むよりも、個々の能力はそれほどでもないが、ひとつのチームとして結束できる5人の選手とプレイをしたいと思っている。 マイケル・ジョーダン
その方がやっていて楽しいし、結果、結束力がチームを強くする。
■One for all , All for one アレクサンドル・デュマ(フランスの小説家・劇作家)
「1人はみんなのために、みんなは1人のために」。こってこてのベタですがチームの結束を実によく表した言葉で、日本人の心に響きやすい。
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