【夢・目標・抱負】を使った文章例
■明確な夢を持て
案外若いうちから夢を持っている方は少ないのではないでしょうか。「希望」と「夢」はどちらも願望の意味ですが、「使われ方」は少々違います。希望とは「こうなりたい」と漠然としているイメージですが、夢とは「こうなる」というゴールが明確になっている様な印象を受ける言葉です。出来れば「希望している者」ではなく「夢を持つ者」になろう。
■明確な目標を持って【朝礼スピーチ33】
■目標は高く、でも高すぎず
例えば50m上空(約20階建てビル相当)にそびえ立つバスケットゴールに、ボールを狙い投げる者はいないのと同様に、高すぎる目標は「端から届かない」と思いこんでしまい行動が制限されます。高すぎる目標を立てるのは非常に馬鹿げている、といえます。実力の少し上に設定するのが得策かもしれません。つまり自分の実力を知っていてこそ目標は立てられる。
■目標設定の「方法」が大切【朝礼スピーチ8】
■夢にはエネルギーがある。
疲れた、しんどい、もう無理だと思った時に、エネルギーとなるのが「夢」。夢も目標もなく漠然と生きていると、ちょっとのことで動けなくなりますし、仕事もしんどくなってきます。目先のことよりも、もっと将来を見据えてみましょう。
■夢にはエネルギーがある【朝礼スピーチ32】
【夢・目標・抱負】に使える慣用句・ことわざ
■絵に描いた餅(えにかいたもち)
実際には不可能な目論見や、役立たずなモノの例え。夢や目標が絵に描いた餅ではいけません。最終的には実際の餅にしてやりましょう。
■為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり
「どうせ無理だ」「明日からやろう」などと言いつつ、やらない人がたくさんいますね。しかしやれば出来るのにやらないから出来ていないだけであって、自分が無能な訳ではありません。とにかく夢や目標に向かって進むことです。やりもしないで出来ていないなんて馬鹿馬鹿しいじゃないですか。
■ローマは一日にして成らず
夢や目標というのは必ず遠くに見えるものです。その距離に辟易(へきえき:しりごみすること)してしまいます。かのローマ帝国ですら700年もの歳月を費やして成し遂げたのです。夢や目標を達成するには、困難が待ち受けているものです。
■急がば回れ
目標に到達することに焦るあまりに、リスクや危険も顧みず直進してしまうのも考えが浅いというものです。ちょいと回り道をした方が良い場合がほとんどです。焦れば夢は逃げてしまいますよ。
■千里の道も一歩から
どんなに遠く、先の方にあるゴールに辿り着いた者でも、必ず一歩目を踏み出しています。そこから全てが始まり「可能性」という言葉が生まれていきます。一歩も踏み出さなければ可能性は0%です。夢を叶えるための最初のアクションこそ、一歩踏み出すこと。そこから全てが始まります。
【夢・目標・抱負】に使える四字熟語
■有言実行(ゆうげんじっこう)
口にした事は必ず実行し、やり遂げることが出来たら、達成感でいっぱいになるでしょう。しかし目標を口に出すことを嫌う人もいますね。何故ならば、もしその目標が達成出来なければ「格好悪いし無様」だから、ですね。その体裁を捨てることからスタート、かもしれません。抱負や自分の想いを口にすることは重要な事です。
■不言実行(ふげんじっこう)
自分で設定した目標や夢などをいちいち語る必要などありません。他人には関係のない話です。自分の心に秘めておけば良いだけのことです。ただし、それが出来るのは相当意志の強い者だけです。達成したかどうかが誰にも分からない以上、簡単に逃げることが出来るからです。やれるならその方が格好良いですが、実は棘(いばら)の道です。
■心願成就(しんがんじょうじゅ)
夢や目標、抱負というのは心から決意し願う事が大切です。思いが強ければ強い程その成功率は上がる、のかもしれません。しかし勘違いしてはいけないのは、「思い」が強ければ「超能力のように事態が好転する」のではなく、その「思い」が事態を好転させていく原動力となることをお忘れなく。
■心想事成(しんそうじせい)
心に想い描く事は必ず成就する。中国の諺(ことわざ)ですがまさに核心をついていますね。自分が掲げたゴールはそんなに実はそんなに遠いものではないはずです。途中であきらめてしまっているだけ、つまり心が弱いだけです。強いハートを持って、夢に向かって突き進みましょう。
【夢・目標・抱負】に使える偉人の言葉
■夢をバカにする人間から離れなさい。器の小さい人間ほどケチをつけたがる。真に器量の大きな人間は、”できる”と思わせてくれるものだ。 マーク・トウェイン(アメリカの著作家・小説家・トム・ソーヤの冒険著者)
夢を持つことを馬鹿にしている人が周りにいますか。いたらすぐに付き合いを適当にしておきましょう。
■最高位にのぼらんとせば、最低位より始めよ プブリリウス・シルス(古代ローマの喜劇作家・詩人)
夢や目標地点は遥かかなた先です。そういうもんです。
■君達に言いたいことはただ一つです。それは「目標を持つ」ということだ。目標を持つと、自分を大切にし人を敬うことができる可能性が出てくる。 イチロー(元メジャーリーガー)
目標を持ち、自分のゴールがしっかりと見えていると人生に余裕が出てきます。当然ながら心にも余裕が出てきます。たかが目標一つで人生が一変します。
■世界記録より自己ベスト イチロー(元メジャーリーガー)
目標を掲げるということは、誰かに勝利することではなく、自己のベストへ挑むことです。
■あなたの夢は何か、あなたが目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう。 マハトマ・ガンジー(インドの宗教家・政治指導者)
夢や目標を明確にしておきましょう。曖昧なものは夢でも目標でもなくただの妄想にすぎません。もっとはっきりとさせなければ絶対に道は開かれずに未知のままです。
■その夢を失くして、生きてゆけるかどうかで考えなさい。 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの詩人・劇作家)
夢を持たずに惰性の人生を歩んでいる人にとっては、突き刺さらない文章だと思います。夢を持つということは非常に苦難の連続であり、厳しい戦いなのです。しかしそれを避けてしまえば、絶対に死ぬ時に後悔します。まずは、無くては生きていけない程の明確な夢を持ちましょう。
■目標を設定したり、新しい夢を追うことに年齢はまったく関係ない。 C・S・ルイス(イギリスの作家・学者)
「而立(じりつ)の30歳」や「不惑(ふわく)の40歳」を過ぎて、一から何かをやろう、などと馬鹿げているし格好悪いと言う人もいるでしょう。しかし人生とは人それぞれで、さっさと目標を見つける事が出来る人もいれば、なかなか自分の進むべき道を見つけられない人もいます。目標が出来た瞬間がスタートです。年齢など関係ありません。
■私達には今日も明日も困難が待ち受けている。それでも私には夢がある。 キング牧師(アメリカの牧師)
アメリカでリンカーンによって、奴隷制度は無くなったものの、黒人への差別はひどい状態でした。キング牧師とは、それに対抗し「公民権運動」に身を投じた人です。「I have a dream.」は有名な言葉ですね。今日もまた困難が待っていますが、夢のために頑張りましょう。
■夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。 渋沢栄一(実業家・財界指導者)
幸せを求めるならば「夢」失くしては語れないのですね。まずは大きな夢を持ちましょう。
■志を立てるのに老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである 松下幸之助(松下電器産業創業者)
「若者はいいね、夢や希望がある」という中年を見かけませんか。決してそんなことはありません。ただ自分があきらめていることに言い訳をしているだけです。何歳だろうと行き止まりなどありません。目標に向かって進みましょう。
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