自分自身に誠実であれ、という言葉に代表されるように、誠実とは相手に示す態度に使われるだけではなく、自分自身の行動についても用いるべき言葉といえます。
マジメで真心があること
みなさま、「まず自分に対して誠実か」と尋ねられたらどうでしょうか。誠実とは「マジメ、真心があること」という意味が含まれます。
自分に甘く適当に生きていませんか。
心に誓った約束は守っていますでしょうか。
目指した目標にマジメに向かっていますか。
お客様や取引先の方に対してではなく、自分自身の内側に対して誠実でしょうか。
そもそも、(人によっては二番かもしれませんが)この世で一番大切な自分自身に誠実でない者が、他のものに対して誠実であるはずがありません。
まずは自分自身に対して誠実に生きていなければ、社会人としてでなく、ひとりの大人として失格である、と考えるべきではないでしょうか。
自分自身を疎(おろそ)かにしない
自分自身のことは、騙しやすく、隠ぺいしやすいので、どうしても自分自身に嘘をついてしまい、騙し騙しの人生を歩みがちです。
これを徹底して排除することからが、誠実に生きることのスタートとなるでしょう。
みなさんの周りにも「自分自身に対し誠実である」という方は実際にたくさんいらっしゃるでしょう。そういう人は、それなりに仕事で成果もあげているでしょうし、人望も厚いことだと思います。
身の回りにいるそういう方を参考に、生きてみると必ずプラスになるはずです。
余談ですが、スミレの花言葉は「謙虚、誠実、小さな幸せ」
ひっそりと咲いていても、誠実に生きていれば、小さな幸せがやってくるはず、です。
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