後悔先に立たず、もう終わったことをいつまでも悔やんでいること、という意味です。あんなことやめておけば良かった、なんでこんな結果になったのだろう、といつまでも悔やんでも仕方がありません。後悔ほど時間が無駄で、心が疲れることもそう滅多にありません。
後悔の中には答えがある
社会人の中で、「後悔をしたことがない人」はきっといないことでしょう。ひょっとしたら、大昔のことを未だに後悔継続中で、引きずっている人もいるかもしれません。
後悔にもいろいろな種類があることでしょう。
- もっと本気出せば良かった
- AではなくBを選択すべきだった
- 分かっていたのに行動出来なかった
などなど、様々でしょう。
しかしいずれも、次回への反省すべき課題が見つかっています。
- 次は本気を出せば良い
- 次はBを選択すれば良い
- 次は行動すれば良い
なぜ本気出さなかった、なぜAを選択したのか、なぜ行動しなかった。「なぜなぜ」と後悔ばかりしても意味がありません。答えの出ていることをいつまでも考え続けるのは、時間と体力の無駄です。
これらのことから後悔とは、過去にばかりこだわり、そのことだけを考え続けていること、と言えるでしょう。これに「+未来への行動」が付属すれば良いだけです。
引きずる後悔は心の弱さ
少しのあいだ後悔することは仕方がないのかもしれません。本気であればあるほど、誰だってガッカリします。しかし「引きずること」は止めるべきです。
この「やめておけば良かった」みたいな発想は心の弱さの表れです。自分が決断し、自分が行動し、自分が招いた結果です。やめておけば良かった、と悔いるのは自分を否定してしまっています。
そんなことよりも、後悔の中にある答えを次に生かすことを決意し、悔いている時間を次に生かすための時間にしましょう。
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