人は忙しさからパニック状態になると通常の判断を下せなくなります。いくら慌ててもそれ以上仕事をこなせるはずがありません。業務を優先する前に、まずは落ち着く事を優先しましょう。
焦りは禁物
通常は「Aをやったら次はB、Bが終わったら次はC、Cが終わったらD」と次々と考えて行動していきますが、これを忙しい時に一気にやろうとしてしまいますと、全ての行動の質が落ちてきてしまいます。
先々に考えていくのは大事なことですが、気持ちが逸って(はやって:実現させたい気持ちから焦る)しまっていては冷静な対処が難しくなってきます。ですので、まずは気持ちを落ち着かせた状態でやらねばなりません。気持ちが逸ったままだと、自滅してしまいます。
焦った状態というのは、何をやっても実力の100%を出すことが出来ません。「スポーツに大切なのは【心・技・体】だ」とはよく言ったものです。しかしこれはスポーツに限らない話です。
効率化のためにも冷静に
しかしながら、「まずは落ち着いて、目の前のことに集中して、完了させてから次へ向かう」なんてことをやっていますと、どうにも効率が悪くなります。「Aを終え戻る時にCをやり、次にBを」と、効率的に動くことも求められているので、同時進行で考えねば仕事にならないのもまた事実です。
これらを効率的にこなす為にも、やはりまずは冷静に考えることが大切なんですね。あとは「慣れること」も重要なことです。
当たり前の話ですが、新人は10年間同じ仕事をしているベテランに敵うはずがありません。忙しい時にテキパキやれるのは、ある程度慣れていくことで身に付いていくものです。いずれにしても、まずは気持ちを落ち着かせてから行動、です。
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