仕事で集中しなければならないのに、どうしても集中出来ない。もっと集中しろ!と人から言われようが、自分自身に発奮しようが、集中出来ない人。ムキになって集中しようとしても無駄です。何故ならば、そもそも考え方を間違えているからです。
そもそも集中するとは
よく勘違いされていますが、そもそも「集中する」って何ですか?という話です。そんな
必死に意識的に「集中する」必要があるのか
と言った方が良いかもしれません。
「集中する」というのは結果であって、動機ではないのです。何かの行動に対して、「結果として集中している」というのが本来の状態です。
では、目の前のことに対して「集中できない」のは、何か原因があるはずです。その原因を解消すれば勝手に集中力が高まり、集中時間も延びるはずです。その原因と言うのは人にも依りますし、非常にたくさんのパターンがあります。
キリがありませんので3つ代表例を挙げてみます。
- やることが山積み
- ブドウ糖不足
- 腹が超満腹 or 超空腹
主にこの3つではないでしょうか。ちなみに「仕事が面白くない」が原因の人もいますね。この解消法は簡単です。「何でも面白くする力」を身につければ良いだけです。
→参考記事:子どもの集中力を見習え【朝礼スピーチ35】
やることが山積み
一番多いのはこれではないでしょうか。仕事、プライベート、その他もろもろ考えていますと、脳のどこかにその意識が残ってしまいます。
ある仕事をしていると、別の仕事との共通項を見つけてしまい、「あ…あれもやらなければ」と集中力が分散されてしまいます。そしてまた共通項から別の件を、そしてまた…とまるでドミノ倒しです。
こうなってきますと、脳のキャパシティを軽く超えてしまいます。PCがフリーズするのと同様です。
ですので
「まずは目の前のことを片付ける」
ということを目標に行動します。逆に言いますと
「目の前のこと以外は脳から全消去する」
ということです。もうこれだけでかなり集中力がアップするはずです。
ブドウ糖不足
物理的な話ですが、脳はブドウ糖をかなり消費します。ダイエットしている人にはかなり苦痛ですが、これを摂取せねばなりません。ガソリンが空の車が動かないのと同じです。つまり朝食は例え少量でも、炭水化物を摂取せねばならないのです。
腹が超満腹 or 超空腹
こちらはまた違って、脳が別のことに使用されてしまいますので、当然集中できません。なにごともほどほどに、ということです。
集中出来ないとお悩みの人がおられましたら、是非今日から試してみて下さい。
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