ちょっと叱られただけで、「あ、会社辞めま~す」と言うのが現代の若者の風潮だとか。耐え忍ぶことが出来ないのは、忍耐力の欠如というよりも、耐え忍んだその先にある目標や夢を達成するのだ、という未来絵図を描けていないのも問題ではないでしょうか。
忍耐だけでは限界がある
「自分がやりたいこと、なりたい姿はどんなものですか?」
この質問に答えられない人、もしくは
「そこそこの給料とそれなりの休みを頂ければ特にありません」
と言う人は、たいていの場合、耐え忍ぶことが出来ません。何故ならば耐えても意味が無い、あるいは耐える必要が無い、と思っているからです。
まず自分がやりたいことが分からない、なんてのは論外ですが、「そこそこの給料とそれなりの休み」を貰える会社は、そこらじゅうにゴロゴロあります。つまり気に入らなければ辞めてそちらへ移れば良い、と考えてしまいますので、忍耐もへったくれもありません。
「自分は忍耐強いはずなのに何故耐えられないのか」もしくは「自分は忍耐力が無い、情けない」と思っている人は、まず「目標や夢、意志」を明確にする必要があります。
こうなるためにはこれをやらねばならない、という志しをまず持たねば、耐えられるはずがありません。当然「はいはい、次がまたあるし」となって逃げてしまいます。
目標のために忍耐せよ
言うまでもありませんが、純粋な我慢する力も必要です。それともうひとつ、現状において耐える必要があるかないか、目標達成のために今どう行動すべきか、で力を最大限に発揮することが出来るのです。
世界に比べ、日本人は身体的能力では負けていても、忍耐力が優れているDNAだと思います。耐えられないならばきっとそれは、目標や夢が定まっていないからです。現状どこを目指すのか、はっきりとさせておきましょう。
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