【継続・維持・持続】を使った文章例
■3大欲求は我慢するな
ダイエットや禁煙は食欲を抑えて頑張る、というイメージがあります。しかし人間の3大欲求「食欲、性欲、睡眠欲」など我慢するのは大変です。人間が本能から欲していることですから。ならばそこを我慢するのではなく、別のことを我慢する、に変えて考えてみるべきです。ダイエットは、食べたカロリーを運動で消費する。つまり運動のしんどさを我慢する、に変換すれば毎日続くはずです。
■我慢の観点を変える【朝礼スピーチ45】
■成功するか否か、は目標ではない
これをやり続ければ成功するか否か、という結果論を考えていると、どうしても不安から継続することに疑問を感じてしまいます。ですのでまずは「継続すること」を目標に計画してみると何事も継続しやすいもんです。
■「成功」をゴールにするな【朝礼スピーチ46】
■継続とは積み重ね
成功者は1つの事をとことん継続しています。成功者でない者は継続していない、もしくは時々やったりやらなかったり、という状態でしょう。例えば1日1cmずつ進むとします。その差は大したことはありません。毎日やっていれば1か月で30cm進みます。しかしこれを3日に1cmしか進まないと1か月で10cmしか進まない。これが1年だと3m60cmと1m20cmの違いになります。
日々で見ると大したことはありません。しかしたったその違いが1年で途方もない差を生んでしまいます。
■目標設定の「方法」が大切【朝礼スピーチ8】
■続けるための小さなコツ
毎日の目標を立て、それを計画表やスマホのシステム手帳アプリなどにきちんと記載しておき、日々それを確認していくこと、それだけで自分がどれだけ進んだか、進めていないかが結構目に見えて分かります。そして継続できない理由も必ずそこに見えてきます。
■続ける為の小さなコツ【朝礼スピーチ47】
【継続・維持・持続】に使える慣用句・ことわざ
■乗り掛かった船
せっかく始めたことなのだから続けてみるべきだという教え。『始まる』という事は縁があってこそですので、そのきっかけを大切に持続させてみましょう。
■一日の遅れは十日の遅れ
スポーツの世界でよく言われますが、一日休んだら「十日前の技術力」に戻っている、というやつです。継続することがいかに大切かを説いたものです。もちろん休むことも大切ですが、「怠ける」と混同せぬようにしましょう。
■継続は力なり
どんなに遅くとも、継続することで、必ず力になっています。壁に当たって砕けてもとにかく続けていくことが重要です。それが自分の糧となり力となります。それがもっとも自分の力になる最大にして最速の方法でもあります。
■流れる水は腐らず
常に動いている水は腐らない、ということが転じて、常に努力し続けて行動している者は、成長していく、という意味。
■石の上にも3年
冷たい石の上にも3年座れば温かくなる、ということわざ。やり続けていれば必ず結果が出ます。その前に諦めるから結果が出ないだけなのです。単純明快なことですが、なかなか簡単に出来ることではありません。少しずつでも良いからやり続けてみましょう。
■商いは牛の涎(よだれ)
牛のよだれは、細く長いことから、商いとは細く長くを目標にするほうが良いという意味です。あせらずにゆっくりでも良いから継続してやっていくことが重要です。すぐに結果が出ずに諦めてしまっているのならば、それは大間違いです。意外と気が長くのんびりした人間の方が、商売には向いていたりしますね。
■雨垂れ石を穿(うが)つ
例えどんなに小さな滴でも、何年もかけて石の上に落ち続けると穴をあけてしまいます。これぞ継続は力なりです。
■塵も積もれば山となる
どんな塵のような小さなものでも積もれば山となります。小さなことでも、ひたすら継続していれば、必ず結果として現れます。大事なのは「辞めないこと」ですね。
【継続・維持・持続】に使える四字熟語
■孜孜汲汲(ししきゅうきゅう)
せっせと励み続けること。やはり継続に勝るものはなしです。
■初志貫徹(しょしかんてつ)
初めに決めた志を徹底して貫き通す、ということ。何かを継続するならば絶対必要な心構えです。
■蚤知之士(そうちのし)
流れを見通すことが出来る人のことです。先見性がないと計画は頓挫(とんざ:実行出来なくなること)し、継続することが難しくなります。しっかりと見通せる力を備えましょう。
■駑馬十駕(どばじゅうが)
才能がない者でもひたすら努力を続ければ才能ある者に並ぶ事ができる、という意味。やはり日々精進することを継続することが大切なのです。
■終始一貫(しゅうしいっかん)
始めから終わりまで貫き通し続けること。途中で態度や気持ちが変わってしまい止めてしまう事が多くないですか。とにかく中途半端な事が一番やってはいけない事なのです。
■積土成山(せきどせいざん)
休まずに継続していればやがて大成する、という意味。
■面壁九年(めんぺきくねん)
達磨大師(だるまだいし)が九年もの長い間、ひたすら壁に向かって座禅を組み続けて悟りを開いた、という故事から。一つのことを継続し、やり遂げることのたとえです。
【継続・維持・持続】に使える偉人の言葉
■今から数年後、あなたはやったことよりも、やらなかったことに失望する。 マーク・トウェイン(アメリカの作家)
せっかく始めたことをやめてしまい、何故あの時やめてしまったのか、と嘆いても時間は取り戻せません。継続するということに、後悔は存在しません。
■平凡なことを完璧にやり続けることで胆力がつく。 稲盛和夫(京セラ創業者)
どんな事でもとにかく完璧にやり続けることで、胆力、つまり気力や度胸がついてきます。それが自信となり成長していきます。
■失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる 松下幸之助(松下電器産業創業者)
とにかく成功するまではやり続けることを徹底しましょう。
■小さなことを重ねることがとんでもないところに行くただひとつの道 イチロー
長くその道を歩いていますと、惰性からどうしても休みたくなります。「今日ぐらい良いか」という小さな慢心が、意志を維持出来ない原因になります。
■私は才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は、10年とか20年、30年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている 羽生善治
成功している人は才能やセンスがあるのではなく、1つの事を脇道にそれずひたすら続けているだけです。言葉にすると「たったそれだけのこと」なんですけど難しいですね。
■止まりさえしなければ、 どんなにゆっくりでも進めばよい 孔子
どんなに遅くとも継続していれば、それは前進していることになります。
■志を守り抜く工夫は、日常茶飯の自己規律にある。 司馬遼太郎
継続しない三日坊主は、まず無駄から省いていきましょう。出来もしない目標など立てても続くはずがありません。
■一度とりかかったら途中でやめない。どんな状況下でもチャンスはある。必ず成功すると信じてやり抜くこと。 森泰吉郎(森ビル創業者)
何事も継続することが大事なのは承知の通りです。しかし、それは意志の強さというよりも、自分を信じているかどうか、が鍵です。
■「ちょっとだけ頑張る」ことを毎日続けてみよう。 高橋尚子
とにかく誰でも出来ることで、たったひとつでも良いので、「○○に関しては何年も継続している」という結果を出せば、自分に自信が湧いてくるもんです。
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