【決意・決断・決心・覚悟】を使った文章例
■何故決意が揺らぐのか
正解を選択することが決断ではなく、「選択した道をひたすら突き進むこと」こそが決断するという意味です。その先に失敗があるかもしれないしないかもしれない。ゴールするまで分かりません。そのゴールにまずは行ってみる、それを決めることが、決断であり決心、ということです。
■何故決意が揺らぐのか【朝礼スピーチ38】
■迷いやすい人の特徴とは
大切な場面で決断を人任せにしてきた人は、決断力に乏しく迷いやすい傾向にあります。あとは失敗を極端に恐れる人、そしてあれもこれもと欲張りな人も決断が遅い場合があります。どこに向かいたいのか、をシンプルに考える必要があります。
■迷いやすい人の特徴とは【朝礼スピーチ39】
■希望的観測の決心
自分に「頑張れ」と言い聞かせているようでは「決心」が出来ていません。まだどこかで迷っているからこそ「言い聞かせている」のです。迷いを捨てて決断し、進むべき方向に一直線に進む「覚悟」を持つことが大切です。勘違いしやすい「決心する事」と「言い聞かせる事」は全く違うということです。
■希望的観測の決心【朝礼スピーチ40】
■人生とは決断の連続
「決めた、これ以外に考えられない」と思って結婚したのにもかかわらず、離婚する人が非常に多いのはなぜでしょう。結婚だけではなく様々な事柄で、年齢を重ねると価値観も変わり、また別の道も見え始めるものです。その時決意した気持ちが揺らぐ事を「優柔不断」と呼んではなりません。視野が広がったのだからあえて「成長」だと考えるべきではないでしょうか。そこからそのままその道を行くか、別の道へ行くかはあなた次第です。また決断すれば良いだけのことです。人生とは決断の連続なのですから。
■人生とは決断の連続【朝礼スピーチ41】
【決意・決断・決心・覚悟】に使える慣用句・ことわざ
■断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)
強い決心、覚悟で臨めば鬼も避け神にも邪魔は出来ない、という意味。
■我が心石に匪ず転ずべからず(わがこころいしにあらずてんずべからず)
石は転がすことが出来るが心は石ではないので転がせない、固い意志であることのたとえ。
■志ある者は事竟に成る(こころざしあるものはことついになる)。
志がしっかりとしていれば、どんな障害にも負けずに成し遂げられる、という意味の故事成語(こじせいご：中国での昔の出来事から生まれた教訓)。決意をもってのぞみましょう。
■思い立ったが吉日(きちじつ)
よしやろう、と思った時が最適なタイミングです。それを逃すと必ずダラダラと時間ばかり経過してしまいます。思ったらすぐに行動に移しましょう。
■うかうか三十(さんじゅう)きょろきょろ四十(しじゅう)
ちんたら人生を過ごしていますと後悔します。さっさと決断をして行動に移しましょう。
■虎穴(こけつ)に入らずんば虎子(こじ)を得ず
虎の子を捕獲するには虎の住む穴に入らねばなりません。つまり何かを得るには、必ず冒険をしなければなりません。しかしそんな恐ろしい穴に入るには相当な決意をせねば入れるものではありません。その覚悟を持って挑む事が大切です。
■背水の陣
戦いで川を背に陣をとる、兵法の常識に反すること。しかしもう退いても死んでしまうのなら、と決死の覚悟で戦うための兵法とも言えます。退路を断って覚悟を決めることが、成功には大切な要素です。
■清水(きよみず)の舞台から飛び降りる
昔の人は願掛けのために実際に飛び降りたそうな。降りて生き残れば成就、死ねば極楽浄土というものです。相当な覚悟がないと出来ることではありませんね。しかしそのくらいの覚悟を持って事を成せば何とかなるものです。
【決意・決断・決心・覚悟】に使える四字熟語
■右顧左眄(うこさべん)
右を見て、左を伺って、状況や周囲を伺ってばかりで決意・決断が出来ぬ様子。決断力のない人はまさにこの様子。
■一心一向(いっしんいっこう)
心を一つに決めて他に向けないこと。一心不乱と同義。心を決めて、揺らぐことなく。
■晏子高節(あんしのこうせつ)
脅しや暴力に屈しない気高い志のこと。決意を強くもって立ち向かいましょう。
■不惜身命(ふしゃくしんみょう)
不惜身命とは、死をも厭わず、惜しまずやる覚悟や心構えのこと。命まで賭けずともそのくらいの意気込みと決意は必要です。
■初志貫徹(しょしかんてつ)
初めに目指した志は徹底して貫き通す。読んで字の如くです。難しい様で実際はそんな難しいことではないはずです。なぜ貫けないのか、それは「決断」していないからです。「目標・志」を見上げて「行きたいなぁ」と希望を述べているだけでは、貫徹することなど不可能です。絶対に行くのだ、という決意をもって望むべし。
■心機一転(しんきいってん)
つまづいて傷付き、沈んだ心を浮上させる、そんな行動を苦手とする人もいます。何かきっかけをつかみ、心の中のモヤモヤを全て追い出すためには、まずは決意・決心せねばなりません。
■志操堅固(しそうけんご)
志、主義などを固く守り続ける様子を言います。一度決めた主義主張を曲げず貫く事、それは心に固く本気で決断すること、と言い換えられます。案外簡単に出来るものです。
■疑事無功(ぎじむこう)
疑いながらためらいながらでは成果は期待出来ないという意味。一度決意したことを断行せねば、成果など挙げることは不可能です。
■大死一番(だいしいちばん)
一度死んだつもりになって、死ぬ覚悟で事に当たれば何とかなるものです。一度や二度の失敗などで、決意や覚悟が揺らぐようではまだまだ本気と言えません。
■剛毅果断(ごうきかだん)
意志がしっかりとしていて、思い切って事を行うさま。また決断力に富んでいるさまをいいます。
■烏之雌雄(からすのしゆう)
カラスの雄と雌は見た目で判断しにくいことから、物事の是非が紛らわしく判断しにくい事をいいます。2者択一で「可否」が決まってしまう、そんな場面で決断するのはとても恐ろしいことです。可否はともかくとして、その決断力があるかないかは、覚悟しかありません。
【決意・決断・決心・覚悟】に使える偉人の言葉
■賽は投げられた ガイウス・ユリウス・カエサル（古代ローマの政務官・文筆家）
カエサルが紀元前49年に、イタリアはルビコン川を渡る時に言った言葉。もう後戻りは出来ないので覚悟を決めて実行しようという決意が込められた言葉です。
我々の人生も仕事も何もかも賽が投げられている状態です。覚悟を決めて行きましょう。
■悔いるよりも、今日直ちに決意して、仕事を始め、技術をためすべきである 吉田松陰(幕末の志士)
決意までの時間が長ければ長い程無駄です。もったいないのでサッと進めていきましょう。
■決断に手間取ることは、これまた常に有害である。 ニッコロ・マキャベリ(イタリア・ルネサンス期の政治思想家)
早い決断こそが良い結果へとつながります。急いで適当に決める、とは違いますので気をつけましょう。
■人は自分が決意した分だけ自分の心に固く決意すれば、目的はすでに半分達成されたも同然だ。 エイブラハム・リンカーン(元アメリカ大統領)
成否は決意の強さで決まっています。
■「実現できる、やり遂げるのだ」と決断せよ。方法を見つけるのは、それからだ。 エイブラハム・リンカーン（元アメリカ大統領)
あーだこーだの前に、まずは絶対にやる、という固い決断をしてからの行動でなくてはなりません。
■意志ある所に道は開ける。 エイブラハム・リンカーン(アメリカ第16代大統領)
「原文：Where there’s a will, there’s a way.」。決意がなくては道は開けません。覚悟を持ってのぞみましょう。
■成功する人の動かし方、リーダーシップの基本は、人望と決断力だ。 片岡勝太郎(アルプス電気創業者)
成功している人は必ずと言って良いほど決断力がありますね。カリスマ性も持っていたり、人を牽引する力に富んでいます。
■何事にも動じない決断力ほど、気概のある人間を作り出す要因はおそらくあるまい。 セオドア・ルーズベルト
誰に何を言われても動じない決断をしたことがありますか。一度くらい思った通りにやってみましょう。
■多数に追随するな。自分自身で決断せよ。そして人々をも納得させ、リードしていけ マーガレット・サッチャー
日本人はとにかく多数意見に深い安堵(心配事から解放されること)を覚えます。自分を信じて決断し、それを実行しましょう。
■人はどんな高いところでも登ることができる。しかし、それには決意と自信がなければならぬ。 アンデルセン
今いち行動に移せない人間は、まだ「決意」が固まっていないのではないでしょうか。そしてその決意を固めない裏には「自信」を持てない、ということが大きいのでしょう。それさえクリアにすればもう上昇するのみですよ。
■何かを捨てないと前に進めない スティーブ・ジョブズ
今まで積み上げてきたものを捨てるには相当な勇気が必要です。しかし前に進むためにはそれを捨てる覚悟も必要です。
■いつでも肝に銘じておきなさい。あなた自身が持つ成功への決意がなによりも重要だということを。 エイブラハム・リンカーン
意志が弱いと決意は揺らいでしまうものです。でもそれをしっかり持つことがなによりも重要なのです。
■決断しないことは、ときとして間違った行動よりたちが悪い。 ヘンリー・フォード
間違えても良いからまず決断をして行動に移しましょう。四の五の言って何もしないことが一番最悪です。
■運命が決まるのはあなたが決断する瞬間なのだ。 アンソニー・ロビンス
もし望み通りの運命が待ち構えていたとしても、構う必要はありません。自分が動けば運命も動くはずです。それは自分自身が決断した瞬間から始まります。
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