【謙虚・謙遜】を使った文章例
■謙虚になれない人は自分に自信がない
自信がないから自分を大きく見せたくなる。こういう態度は他人からすぐに見抜かれるもの。逆に自分もそういう人はすぐに分かるのと同様です。謙虚になるためにも、まずは自分に自信を持ちましょう。
■謙虚さ喪失は自信喪失から【朝礼スピーチ109】
■「ビジネス謙虚」スキルを習得せよ
謙虚とは、心が素直な状態で慎(つつ)ましく、控えめであることです。しかしクレーム処理をしていますと、そんな聖人の様なことを続けていられないのもまた事実です。そんな時は「ビジネス謙虚」で乗り切りましょう。
■ビジネス謙虚の徹底を【朝礼スピーチ110】
誰に対しても謙虚で
お前には謙虚さが無い、と注意しているあなた。1年でも後輩が出来れば、そういった注意もしていかねばなりませんね。しかし相手の目が物語っています。「謙虚じゃないのはあんたですよ」
■誰に対しても謙虚で【朝礼スピーチ111】
注意する時も謙虚さを忘れずに
人に注意をされたら謙虚さを持って聞くことが重要なのは当たり前ですが、注意する側にも謙虚さが必要です。相手が部下だろうが後輩だろうが取引業者だろうが同様です。
■注意するのも謙虚に【朝礼スピーチ112】
■謙(へりくだ)って遜(へりくだ)る
両方とも「へりくだる」で変換出来る言葉。では「へりくだる」とはいかなる意味でしょうか。そこには「自分自身について控えめな態度をとること」、というだけではなく、「他人を敬う」という意味も含まれています。
■謙って遜る【朝礼スピーチ113】
【謙虚・謙遜】に使える慣用句・ことわざ
■大敵と見て恐れず小敵と見て侮らず(たいてきとみておそれず、しょうてきとみてあなどらず)
強そうな敵に恐れず、弱そうな相手をみくびるな、という教え。常に謙虚な姿勢で。
■意地張るより頬ばれ(いじはるよりほおばれ)
意地を張って食べないよりも食べる方が良い、という意味。意地を張っていてもロクな事がありません。謙虚に生きましょう。
■愚を守る(ぐをまもる)
才知を隠して愚かなふりをすること。本当に才ある人は謙虚なものです。
■負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
川すら渡れない子どもを背中に背負った大人でも、時には上から見ている子どもの方が見えている浅瀬を、教えてもらって深みにはまらずに済むこともあります。何事にも謙虚な姿勢で。
■親の意見と冷や酒は後で効く(おやのいけんとひやざけはあとできく)
そのままの意味ですね。謙虚でいればもっと早く分かることもあるかもしれません。
■這っても黒豆(はってもくろまめ)
道に落ちている黒いモノを黒豆だ、と言い、その後動き出して虫だと分かっても、いいや、あれは黒豆だ、と言い張る様から、間違いを決して認めない様子のたとえ。間違いは間違いだと謙虚に認めましょう。
■実るほど頭を垂れる稲穂かな(みのるほどこうべをたれるいなほかな)
人格者や優れた人ほど謙虚であると言う意味。ちんけな小物ほど自分を大きく見せたがるものです。学問や徳を積めば謙虚になるものです。
■縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
人目のつかないところで、他人のために苦労や努力をする、という意味。こういう謙虚な人がいない、「4番バッター」だらけのチームは勝てません。
■初心忘るべからず(しょしんわするべからず)
どんなことにおいても、始めた頃の謙虚な姿勢を忘れてはならない、という教え。
【謙虚・謙遜】に使える四字熟語
■温良恭倹(おんりょうきょうけん)
穏やかで素直、人を敬い謹んで接する人のこと。乱れた心を静めることが大事です。
■鉛刀一割(えんとういっかつ)
平凡な人でも時には力を発揮出来る、ということから「力のない自分を謙遜する」時に使う言葉。どんな人でも本気を出せば力を発揮するもの。それを自慢しているようではまだまだ未熟者です。
■犬馬之労(けんばのろう)
目上の人や他人のために全力を尽くすこと。敬う心と謙虚な気持ちを大切に。
【謙虚・謙遜】に使える偉人の言葉
■苦難に対しては真正面から立ち向かい、さらに精進を積む。また成功に対しては謙虚にして驕らず、さらに真摯に努力を重ねる。そのように日々たゆまぬ研鑽(けんさん:学問などを究めること)に励むことによってのみ、人間は大きく成長していくことができるのです。 稲盛和夫(京セラ創業者)
成功者であればあるほど謙虚で驕らない人物が多いようです。逆に言えば成功者になるには謙虚にして驕らない人物を目指すこと、かもしれません。
■謙虚さや素直さをもっている人が成長の伸びしろを感じる。 藤田晋(ふじたすすむ:サイバーエージェント代表取締役)
謙虚で素直である人にこそ心にゆとりがあります。いつも謙虚さもなく突っぱねて、やるべきと分かっているけどやらない素直じゃない人には、余裕が、ゆとりがありません。伸びしろがありませんので成長も出来ませんね。
■耳に痛い意見にヒントがある。 ハワード・シュルツ(スターバックスCEO)
うるさい黙れ、などと思っていては、貴重な意見を逃してしまうことになります。常に謙虚でいましょう。
■昨日を捨てよ。自分が得意だと思っていることに溺れるな。物事の「本質」を鋭く透察する心を持て。 ピーター・ドラッカー(オーストリアの経営学者)
自信を持つことは良いことですが、謙遜する気持ちも併わせ持たねばなりません。
■自分が支えていると思っているものに所詮は支えられている。 恩田陸(おんだりく:日本の女性小説家)
女性直木賞作家、恩田陸の言葉。そんな風に思っている事がたくさんありませんか。謙虚な気持ちでよく考え直してみましょう。そういった自分の傲慢さを正すところから始まります。
■自信は必要である。しかし「謙遜のなかの自信」でなければならない。 宮城道雄(みやぎみちお)
正月でお馴染の「春の海」の作曲者の言葉。もうまさに謙虚とはそれそのもの。ただただ自分に自信を持って人を見下しているだけでは、ただの傲慢です。
■成功を自分ひとりの努力によるものだと主張することは、浅はかで傲慢なことだ。どんな優れた業績も、多くの人の手と心と頭に助けてもらってはじめて可能になるのだから。 ウォルト・ディズニー
こういうことを絶対に忘れてはなりませんね。こうした傲慢な者が滅んでいくのを歴史で散々学んでいるはずです。謙虚な人間こそが成功者になれます。
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